俳優の小野寺昭さんは食事は野菜中心の和食にしています。
 
小野寺さんのお父さんは食通でお酒を大量に飲んでいたため、糖尿病にかかってしまいました。
 
そのため小野寺さん本人は「これではいかん」と野菜中心の和食を心がけるようになったのです。
(この記事は2007年に作成しました)

「孫はやさしい」も忠実に守っています。
 
「ま」=豆類
「ご」=ゴマ
「は」=わ=ワカメなどの海藻類
「や」=野菜
「さ」=魚
「し」=しいたけなどのきのこ類
「い」=イモ類

 
毎日朝晩、必ず体重計に乗ります。身長が173cmなので、66kgくらいが理想体重だと常に意識しています。体脂肪率ももちろん把握しています。
 
食事に牛肉を使う時には湯通しをして油分を抜きます。コーヒーは自分でたてて飲みますが、お酒・タバコとは無縁です。
 
小野寺さんは登山が大好きで、この記事を作成している時点で、日本百名山のうち半分ほどをすでに踏破しています。
 
大豆
 
「健康的」として推奨されることの多い和食ですが、内容によっては尿酸値を高くするケースがあります。
 
具体的には、
 
大豆など豆類 ほうれん草 アスパラガス 甲殻類 イワシ サバ
 
などは尿酸値を高めてしまいます。、どちらかというといわゆる「健康的な」食品ですよね。
 
その他に尿酸値を上げる成分としては、以下のようなものがあります。(カッコ内はそれを含む食品)

・プリン体(レバー 白子 アンキモなど)
・アルコール(酒類全般)
・果糖(果物全般)

 
対して、尿酸値を下げる成分もあります。(カッコ内はそれを含む食品)

・ビタミンC(野菜 果物全般)
・カリウム(切干大根 パセリ バナナ アボカドなど)
・クエン酸(果物など)
・アンセリン(アミノ酸の一種で、マグロやカツオなど魚肉中に含まれる)

 
尿酸値が高くなると痛風を引き起こすだけでなく、糖尿病などの生活習慣病を合併しやすいことが分かっています。
 
尿酸値を上げる・下げる両方に果物があるように、尿酸値を下げるには「特定の食品を食べる・食べない」と意識するのはあまり意味がないようです。
 
よく言われる「プリン体を含む食品」も、全く食べてはいけないわけではありません。
 
 
そもそも体重の増加を伴わない場合、尿酸値が少し高い程度ならばそれほど気にする必要はありません。
 
尿酸も血中では抗酸化物質として働くので、体内での結晶化さえ防ぐことができれば特に問題は無いのです。
 
 
大事なのは・・・
 
・バランス良い食事をとる
・摂取カロリー過多にならないようにする
・休肝日を必ず設け、摂取アルコールは適量を保つ
・水分を意識してとる
・適度な運動を習慣にする
・ストレスを避ける

 
といったことです。
 
痛風発作を起こすほど尿酸値が上がってしまうと、症状を改善するには大変な時間と根気が必要になります。このへんは他の生活習慣病と全く同じです。
 
日頃の生活でほんの少し気をつけて、予防するに越したことはありません。
 
ちなみに小野寺さんといえば「太陽にほえろ!」で交通事故で殉死することで有名です。
 
これは本人が「あっさりした殉職シーンを」という希望があったからだそうです。
 
このシーンが放映された後、交通事故したロケ地には「島公之(太陽にほえろ内!での小野寺さんの役名)殉職碑」が建てられました。