俳優の橋爪功さんは「ニンニクエキス入りオリーブオイル」をティースプーン一杯ずつ毎日飲むようにしています。
 
お酒好きの橋爪さんの健康を気遣った、俳優仲間の石倉三郎さんから勧められたそうで、健康効果は石倉さんのお墨付きです。
 
石倉さん自身も大さじ2杯のオリーブオイルを毎日飲むようにしています。
(この記事は2009年に作成しています)

「ニンニクエキス入りオリーブオイル」の作り方は次の通りです。

皮をむいたニンニクを丸ごとオリーブオイルに入れ、湯せんでオイルを65度~70度になるまで加熱する。
 
その後ニンニクを取り出してオイルが冷えてから飲む。

 
この「ニンニクをオイルの中で温める」件について、私のメルマガ読者のNさんからメールを頂きました。(Nさん、ありがとうございます!)
 
メールによると、橋爪さんが摂取していたのは「アホエン」という成分ではないかとのこと。
 
Nさんのメールから一部抜粋・編集して以下に引用させて頂きます。

ニンニクに含まれている成分では有名なアリシンがあります。独特なあのニオイの元で、活性酸素を除去する効果が非常に高い物質です。
 
このアリシンは食用油の中で50度から80度に熱するとアホエンという成分に変化します。
 
これは
 
・コレステロールの低下
・動脈硬化を防いで血液循環を正常化
・毛細血管を強化
・免疫力の強化

 
など様々な効果があります。
 
おそらく、橋爪功さんの「ニンニクエキス入りオリーブオイル」はこのアホエンの摂取を期待してのものだと思います。

橋爪さんはニンニク丸ごとで作っていましたが、Nさんはすりつぶしたニンニクで作ってらっしゃいます。
 
良質のオリーブオイルにニンニクを入れ、油温70度前後でゆっくり加熱していくと、強烈なニオイもマイルドになるそうです。
 
油を熱くしすぎるとアホエンが壊れてしまうので、適温を保つのがキモです。油温計がないと難しいかもしれません。
 
フランスパンにつけたり、ドレッシングとして使うととても美味しいそうです。
 
このNさんからのメールを頂いて私も試してみようか、と思い立ったのですが、我が家には油温計が無いのでムリっぽいです・・・。
 

 
ちなみに私はニンニクを「非常にイケてる食材のひとつ」と考えているので、ニンニクスライスの酢漬けを常備しており、思い出しては時々食べています。
 
ニンニクはできるだけ加熱しないほうが良いイメージがあるのですが、生だと刺激が強いのが難点ですね。
 
ちなみに、私も一時期オリーブオイルを飲んでいたことがあります。
 
結果は・・・身体に思いっきり皮下脂肪がついてしまいました。顔が丸くなったんですよ・・・orz
 
しばらく続けていたら、仕事場でも「太ったろ?」と言われるほど脂肪がついたものです。
 
量が多すぎたのかも知れませんが。
 
オリーブオイルに関して、「オリーブオイルは身体にいいので欧米ではそのまま飲むこともあります」といった記事を目にしますが、個人的には「飲むにしても、かなり慎重にやったほうがいい」と感じます。
 
ひたすらカロリーだけを摂取しているようなものですからね。