ニンニクを食用油に入れて温めると「アホエンオイル」ができます。
アホエンは、ニンニクのアリシンが変化した成分です。
アホエンオイルには、次のような研究結果があります。
・コレステロールの低下
・動脈硬化を防いで血液循環を正常化
・毛細血管を強化
・免疫力の強化
以前読んだ雑誌Tarzan (ターザン) 2014年 3/13号によると、このアホエンオイルには記憶力・集中力アップとの関連も指摘されているそうです。ネズミを使った実験でも記憶力向上作用が確認されています。(37ページ)
都立駒込病院の脳神経外科部長である篠浦伸禎医師によると、アホエンを摂取すると海馬周辺の微小な血流が促進されます。
篠浦医師は大さじ一杯のアホエンオイルを毎日飲んでいて、記憶力と頭の回転が良くなったと実感しているそうです。集中力が必要な手術のときには、倍の量をとるのだとか。
アホエンオイルは、ニンニクをオリーブオイルに入れ、加熱して作りますが、温度は70度ほどをキープしなくてはいけません。
上で紹介した私のブログ記事では、「温度を保つために油温計が必要云々・・・」と書いています。
そのため、私としてはイマイチ作りにくいイメージがあったのですが、篠浦医師のやり方ならそれも解決できそうです。
篠浦医師は湯煎でアホエンオイルを作るのです。
作り方はこんな感じです。
・耐熱容器にオリーブオイル(EXバージンタイプが良い)150CCを入れ、水の入った鍋に傾かないように置いて火にかける
・水が沸騰し、オリープオイルも温まったら火を止める
・オリープオイルにニンニクを入れてそのまま冷やす
・ニンニクをこしてできあがり
篠浦医師のようにそのまま飲んでも良いですし、パンやサラダにかけるのもアリ。加熱しなければどんな食べ方でもOKです。
アホエンオイル 110g