ピラティスの無料体験に参加しました。
友人がピラティスのインストラクターをしており、「無料レッスンに来ない?」と紹介されたのです。
こうしたことを体験するのは大好きなので、すかさず参加してみました。
ピラティスはひたすら体幹にきかせる 「鍛える」より「整える」感じ
レッスン当日、参加人数は20人ほど。男性は私を含めて三人で、あとの二人は50歳くらいでした。やはり女性が多かったですね。
私はマットを持っていなかったので借りてしまいました。タオルでも良いですが、やはりマットを使った方がそれらしくていい感じです。
ピラティスについての簡単な説明があり、エクササイズが始まりました。
実際に動作が始まっての感想は「体幹をメインで鍛えるなぁ」というもので、腹筋、背筋、わき腹の運動がひたすら続きます。
私は、ピラティスが体幹部のインナーマッスルをメインに鍛えることは知っていましたが、腕や脚の筋肉を刺激する動作も少しはやるのだろうと考えていました。
しかしレッスンが終わって考えてみると、「体幹がメイン」というより、「体幹だけ」を鍛えた感じです。
「体幹を鍛えるからピラティス」という認識が正しいのかも。あくまでサワリをかじってみただけですので、別の部位を鍛える動作もあるのかもしれませんが。
ピラティスは筋トレではありませんので、動作中はヘトヘトになるというよりも「じんわり効く」「うっ・・・意外と効く」と感じます。
例えば・・・
膝を立てた状態で仰向けに寝て、両手はお腹の上に乗せます。そのまま呼吸を止めないようにしてわずかに体を起こしてみてください。
負荷は非常に軽いはずですが、15秒くらいキープすると腹筋がけっこうプルプルになりませんか?
こんな感じの効き方の動作をひたすら繰り返します。あくまで体験だったので疲れるわけではありませんでしたが、「なるほど、こういう動きもあるのか」という発見もありました。
体験を終えてみてまず思ったことは、
「こりゃ確かに女性に人気が出るわ」
でした。
「鍛える」というより、「整える」というイメージなんですよね。
自分の体をよりスリムに洗練させるというか。ムキムキには絶対なりませんが、それでもちゃんと効いてます。
ピラティス教室から帰る時、心なしか体の動きが滑らかだった気がします。歩くときに「あ、なんか違う」と感じたのです。続ければ、体調が間違いなく整うだろうな、と実感しました。
肥満解消には運動量不足か(体験レッスンだったからかも)
重度の肥満を解消する目的なら、ピラティスだけでは運動量が不足するのではないでしょうか。
このままでは病気になる、というほどの肥満であればまた別の運動も必要になるでしょう。
ただしこれは、あくまで”お試し”だったからかもしれません。
「そこまで太ってはいないけど、ちょっとお腹が・・・」
「腹筋が弱い」
「腰が痛くなることがある」
といったケースならおすすめです。
ちなみにインストラクターをやってる友人が「ちいさな子供がいる女性は、体がゆがんでいる人がすごく多い」と言ってました。
子供を抱っこする時、決まった片側の腕だけをずっと使い続ける習慣がついているので、筋力などにいつの間にか偏りができるのだとか。
子供も大きくなると重いですよね。左右の筋肉をバランスよく使うよう意識しないと、偏りが発生するのも無理はありません。
心あたりがあるお母さん・お父さんはご注意ください。