年をとってからお酒を飲みすぎるとカルシウムが不足がちになるのは、あまり知られていません。

そのため…
 
・イライラする
・心筋梗塞や脳梗塞、骨粗しょう症のリスクが上がる
 
といった弊害が起きてしまいます。


カルシウムの吸収に必要なビタミンDの代謝には、肝臓が大きく関わっています。
 
その肝臓が飲酒により酷使されるとカルシウムの吸収が妨げられてしまうのです。それでなくとも日本人はカルシウムが不足気味です。
 
カルシウムは気持ちを鎮める(イライラを防ぐ)だけでなく、筋肉を動かす際にも消費されます。
 

 
また飲酒をするとたんぱく質も消費します。たんぱく質は筋肉を作るだけでなく脳が働く際にも必要です。
 
つまり飲酒は体の機能を保つのに必要な栄養素を多く消費する行為なのです。
 
過度の飲酒を続けていると栄養不足状態になるのは容易に想像できます。
 
これを防ぐためにも休肝を設け、必要な栄養を不足させないようにしましょう。