年をとってからお酒を飲みすぎるとカルシウム不足になってイライラしてきたり、心筋梗塞や脳梗塞、骨粗しょう症にもなりやすくなります。
 
カルシウムの吸収に必要なビタミンDの代謝には、肝臓が大きく関わっています。
 
その肝臓が飲酒により酷使されるとカルシウムの吸収が妨げられてしまうのです。

私は酒席が好きです。
 
お酒をたくさん飲めるわけではなく、ワイワイ騒ぐのが好きというわけでもありませんが、お酒を飲みながら人と話すのは結構好きです。(昔は苦手だったのですが・・・)
 
しかし、30代半ばを過ぎてからは、「お酒をちょっと控えたほうが良いかな?」と考えることがあります。
 
というのも、お酒を続けて飲むと体が疲れやすくなったのです。(何らかの栄養が足りないという気もしますが)
 
「休肝日は必ず作らなければいけない」というのはわかっているのですが、ついつい連日飲んでしまうことがあります。
 
すると体がだるい感じになり、仕事などにもどうも乗り気がしないようになってしまいます。
 
ウィスキーのロック
 
そこで試しに三日ほどお酒を飲まずにいると、意欲も戻って体調が明らかに良くなるのです。
 
これはお年寄りが過度の飲酒をするとカルシウム不足になることと関係していると思います。
 
カルシウムは気持ちを鎮める(イライラを防ぐ)という効果だけでなく、筋肉を動かす際にも消費されます。
 
飲酒をするとたんぱく質も消費します。たんぱく質は筋肉を作るだけでなく脳が働く際にも必要です。
 
つまり飲酒は体の機能を保つのに必要な栄養素を多く消費する行為なのです。
 
そのため過度の飲酒を続けていると栄養不足状態になってしまいます。これを防ぐためにも休肝日は絶対に必要です。