これを書いている時点(05年5月)で私はかれこれ7年ほどジムに通って筋トレを続けています。
 
おかげで少しは筋肉もついて、腰痛などの持病もこれといってありません。
 
「もっと筋肉をつけましょう」という話は聞いても、「筋肉は少ない方が良い」というのは聞いたことがないので筋肉があって害になること無いのでしょう。
 
だからといって私は「健康を維持するためにはジムに通って筋トレをする必要がある」とは思っていません。

筋トレで大きな筋肉をつけるのは構いませんが、それは健康維持とは別の理由が無ければ継続できませんし、またやる必要も無いと考えています。
 
私が筋トレをやっているのは腰痛予防のためと、体形を維持するためです。ムキムキの筋肉質になるためではないのです。
 
実際の生活では時間が無かったり、近くにジムなどの施設が無いなど、なかなか筋トレは継続してできないものです。
 
だからといって健康面で不利になることはなく、そんなときには日常生活にトレーニングを組み込んでしまえばいいのです。
 
テレビを見ながら、通勤中、立ち仕事をしながら、というふうに、「ながら」でトレーニングをするわけです。
 
日ごろからこまめに身体を動かすだけでも十分な運動になります。健康を維持するにはそのような運動で十分、とも言えるでしょう。
 
いわゆるジムでやるような筋トレに対して否定的なことばかり書いていますが、何かの目的があって筋トレを実践し継続していくのはすばらしいことだと思います。
 
筋トレをして体つきがよくなると自分に自信が持てるようになりますし、気分が前向きに、明るくなります(筋肉質で暗ーい人、というのはあまり聞いたことがないですし)。
 
筋トレをする際に注意することや食事に気をつければ、単に「健康である」よりさらに上の高みに自分を持っていくことができるでしょう。