筋トレをする目的として最も多いのは、何と言ってもまずは「筋肉をつけたい」でしょう。

しかし「筋トレを始めてもなかなか成果が出ない(筋肉がつかない)」という不満から、トレーニングを途中でやめてしまう話も少なからず聞きます。

トレーニングでまず作られるのは神経 胸筋ピクピクできるのも

筋肉トレーニングを始めても、いきなり筋肉がつくわけではありません。
 
まず最初に形成されるのは神経なのです。
 
筋トレを始めるということは、それまであまり使っていなかった筋肉を意識して使う(動かす)ことです。
 
使うための意識を伝達するためには、可動部に神経が通っていなければなりません。
 

 
ホディビルダーが胸の筋肉をピクピクできるのも、動かす指令を伝達できる神経が通っているからです。
 
それまであまり使っていなかった部分に筋トレで重めの負荷をかけると、身体が「何事だ?これだけ仕事量が増えるならもっと神経を作らないと対応できないぞ」と反応します。
 
トレーニング当初に「あまり筋肉に利いている実感が無いなぁ」と感じるのも、神経が未発達なので「感じられない」のが当然なのです。
 
対応する神経が作られ、筋肉が発達し始めるのはトレーニング開始から早くとも3ヶ月ほどです。最低でもそれくらいは続けないと筋肉が発達する結果は確認できません。

佐々木健介さん ヘルニアで神経圧迫→腕の筋肉減少

神経と筋肉が密接に関連している例の一つとして、プロレスラーの佐々木健介さんのヘルニアのケースがあります。
 
佐々木さんは08年の12月に頚椎ヘルニアのレーザー手術を受けました。それまでずっと痛みに悩まされていたのです。
 

 
手術によりヘルニアからは解放されましたが、長期間神経が圧迫されていたことにより、左腕の筋力が低下していました。
 
左腕の上腕二頭筋の太さが右腕の7割程度まで落ちていたのです。
 
神経の機能が阻害されると、筋肉の発達にも悪影響が出るという良い例です。