8時間眠った後でも、寝起きの脳は26時間眠っていない人の脳より働きが悪いそうです。
米コロラド大学・睡眠と時間生物学研究所のライト博士の実験により判明しました。
起きてすぐの3分間は特に脳の働きは鈍く、学問的には「起き抜け無力症」と呼ばれているそうです。
ちなみに寝起きの頭をすっきりさせるには、熱めのお風呂に入るか、シャワーを浴びるのが非常に効果的です。軽い運動をして体を温めるのもおすすめです。
寝起きでは体内の水分が不足しています。入浴するにしても、運動をするにしても、まずは水を飲んでから行いましょう。
脳をしっかり活動させるには栄養分も必要です。朝食をしっかりとるか、簡単に済ませる必要があるならとりあえずバナナを食べると良いでしょう。バナナは脳に栄養を補給するのに非常に優れた食品です。
「バナナが脳に効く」というのは私も経験しています。朝食の量が少ないと午前の早い時間で脳がガス欠になる気がするのですが、そんなときにはバナナを食べると効果てきめんです。
脳に糖分が行き渡っているのがわかるというか。
脳に効くだけでなく、バナナは運動前にも効果的です。
アスリートにも愛用者がたくさんいて、テニスのマリア・シャラポワ選手が試合中にバナナを食べていたシーンはけっこう有名になりました。
私も水泳前に「ちょっとエネルギー不足かな?」と感じたときはバナナを一本食べるようにしています。
縦書き・手書き・パソコンなどの脳への刺激
最近は機会がだいぶ減っていますが、文章を縦に手書きすると、横書きに比べてより脳を刺激するそうです。
筆圧や文字の配列などを考えるため脳が働くわけです。
ちなみに携帯メールを打ってる時は、視覚野や前頭前野が少し興奮するくらいで、脳の活動はすごく少ないそうです。
またパソコンで文字を打つときは左脳が強く働きますが、時間が経つにつれて興奮は低下し、視覚野が強く働きます。
さらには紙媒体で読む小説の方が、パソコン画面で見るよりも脳を活発に活動させます。パソコンのディスプレーでは光の視覚刺激が強すぎて脳まで興奮が届かないそうです。
私個人的には、ハガキを書く際にこのことを痛感しております。ハガキの宛名などを書く時、横に書くほうが圧倒的にラクじゃないですか?
私の場合、縦に書こうとすると途端にひるんでしまいます。それでついつい横書きで済ませてしまうことがあります。
これってつまり、縦書きの方が脳に多くの負担をかけているのではないでしょぅか。
縦書きにすると、文字の並び方、字間、字の大きさ、行間など考えなくてはいけないことが格段に増えるように感じるのです。
そして私はもともと大変な悪筆だということもあり、私にとって大きな負担になります。(情けない~(´Д`)
でも、筋トレと同じで脳もある程度負担をかけていないとどんどん弱っていくんですよね。それを反省して、ちょっとしたメモ書きなどはできるだけタテに書くようにしています。
ぎこちないのは相変わらずですが・・・。