「寝具を替えたら、腰が痛むようになった」という経験はないでしょうか?
 
本来睡眠は身体の疲労を回復させるための行為です。
 
しかし寝具が身体に合っていないと、睡眠が身体の不調を引き起こす原因にもなってしまいます。

「寝具が身体に合わず、腰痛になった」というトラブルはしばしば起きるようです。
 
睡眠で腰痛が起きる場合、最も多いのは寝具が柔らかすぎることが原因であるケースです。
 
寝具が柔らかく、横になった時に身体全体が沈み込んでしまうと、頭部やお尻の部分が深く落ち込んでしまいます。
 
すると背骨の自然なS字カーブが崩れてしまうのです。
 
また柔らかい寝具は寝返りをうちにくく、体重によって身体にかかる負荷を逃がしにくくなります。
 
すると身体のどこかに負担をかけた状態を長時間続けることになります。この負担が腰にかかると、当然腰が痛くなるわけです。
 
これを解消するにはやや硬めの寝具に寝る必要があります。
 
手軽な対策として、仰向けになった時に膝の下にタオルを敷く方法があります。バスタオルなどを丸めて敷くと良いでしょう。
 
それでも痛む場合はタオルを腰の下にも敷きます。
 
一時期「低反発マットレス」が流行しましたが、最近は「高反発マットレス」も人気を集めているようです。
 
高反発マットレスとは、体重が乗った瞬間は柔らかく身体を包み、その後は沈んだ身体を素早く持ち上げてくれるマットレスです。
 
腰痛に悩まされる人には好評のようです。