腰痛の予防には、腹圧(腹腔内圧)を上げるのが効果的なのはよく知られています。
腰痛対策としてメジャーな腹筋トレーニングは腹圧を上げる目的もあるのです。
PR:Amazon
1回1分 腰痛が消える ちょいトレ―――腰・骨盤まわりの「筋肉のこり」がほぐれる!
スポンジを入れたストッキングで腹圧アップトレーニング
戸田整形外科リウマチ科クリニックの戸田佳孝院長によると、腹筋があっても腹圧が弱い人がいるそうです。
どういうことかというと・・・
腹筋があっても、お腹にうまく力をいれられないと腹圧が弱くなる
のです。
そういう人には、戸田院長は「パンスト呼吸」を勧めています。
「パンスト呼吸」はスポンジを入れたストッキングをお腹に巻いて呼吸し、お腹に力を入れる感覚を養うエクササイズです。
やり方は以下の通りです。
■背筋を伸ばしてリラックスしたら、スポンジがへその下にくるようにストッキングを腰に巻く
■お腹の力だけでスポンジを押す 鼻で息を吸いつつ、お腹を出すよう意識する
■口で息を吐きながらお腹を引っ込める
食事の直後以外であればいつ行ってもOKです。
この呼吸法を1週間も続ければお腹に力をこめる感覚が身につくので、腹圧も上がってきます。
お腹への力が意識的に入り、腹圧を上げられるようになると、重い荷物を持った時などの腰への負担を軽減でき、ぎっくり腰やヘルニアを未然に防げるようになります。
PR:Amazon
腰痛は「ヤンキー座り」で治る (腰痛の98%は手術なしで治せる!)