タレントのみのもんたさんが脊柱管狭窄症を発症した件はこのサイトで何度かお知らせしています。(下の関連記事をご覧ください)
みのもんたさんを診断・治療したのは、国際医療福祉大学付属三田病院の福井康之医師です。
みのもんたさんの腰痛 内視鏡手術を断られる 理由は?
福井医師の診断の結果は次のようなものでした。
・腰椎の4番と5番の間に軽症のすべり症あり
・すべり症により腰椎が変形し脊柱管に狭窄が発生
・神経が圧迫されて腰痛や坐骨神経痛を発症
・脊柱管に滑膜のう腫(水がたまる病気)も併発している
みのさんは完治のためには手術しかないことを告げられますが、どうにか内視鏡で治療できないかと福井医師に質問します。
それに対し、福井医師はきっぱり答えました。
腰痛や坐骨神経痛の原因が椎間板ヘルニアなら、内視鏡による手術も考えられます。
しかし、みのさんの場合は、神経の圧迫と癒着が著しい脊柱管狭窄症です。内視鏡での手術はおすすめしません。
誰でもからだにメスを入れられるのは嫌なことは十分理解できますが、直接患部を診ながらでないと、正確に、そして完璧に神経の圧迫を解消することはできないんです。
(みのさんと福井医師の共著「腰痛スッキリ!」(Amazon・PR)57ページより引用)
極めて繊細な手術なので、みのさんは手術を受けるべきか散々悩みました。
それでも、家族の勧めや、手術のリスクも含めた福井医師の丁寧な説明もあり、みのさんは手術を決断します。
その結果、手術は成功し、みのさんは仕事にも復帰しています。