「食べ合わせ」とは、「同時に食べると体に悪い(あるいは良い)」という食材の組み合わせです。

迷信と解釈されている向きもありますが、根拠をもったものもあります。




悪い組み合わせ

有名な「ウナギと梅干しを食べてはダメ」は、脂分の強いウナギと酸味の強い梅干しは内臓に負担をかけるので消化不良を起こしやすくなるという根拠があります。
 
「胃腸の弱い人が脂分と酸味の強いものをたくさん食べたらおなかを壊すよ」という戒めになってるわけですね。
 

 
その他オススメできない食べ合わせを、信ぴょう性のある理由と一緒にずらっと並べます。
 
「大根と人参」「トマトときゅうり」・・・ビタミンCが破壊される。酢やレモンを加えると破壊を防げます。
 
「カニとカキ氷」「カニと柿」「なすの漬物とソバ」・・・体が冷える。あまり食べない組み合わせのような気もしますが。
 
「レバーとみょうが」・・・レバーの栄養素吸収が阻害される。
 
「酒とカラシ」・・・炎症を悪化させ、生活習慣病を助長する。




良い組み合わせ

食べ合わせというと「悪い」例が挙げられがちですが、良い例もあります。
 
「とんかつとキャベツ」・・・油分の過剰な吸収を抑制し、疲労回復と老化防止効果がある。
 

 
「ステーキとクレソン」・・・消化が促進される。
 
「カレーとらっきょう」・・・胃もたれを改善。
 
「刺し身とワサビ」・・・殺菌効果。
 
「ところてんと酢じょうゆ」・・・消化促進
 
昔の人の知恵はすごいなぁ…と改めて感じてしまいます。