現在日本の家庭で最も広く使われている調理油といえば、サラダ油ではないでしょうか。

植物性のためヘルシーというイメージもあり、ほとんどの家庭に常備されているといって過言ではありません。
 

 
対してバターやラードは、体に良くないイメージはいまだに強いようです。「サラダ油よりもバターやラードを頻繁に使う」という方は少ないはず。

「サラダ油は一番危険」藤田紘一郎教授

近年、このイメージが覆る報告が相次いでいます。
 
サラダ油は健康に悪く、バターやラードのほうが良い
 
という認識が定着しつつあるのです。
 
雑誌週刊現代 2016年12/17号(Amazon)に、生活習慣病には「サラダ油がいちばん危険」という記事がありました。
 
一部を抜粋して紹介します。

「サラダ油=植物性油はヘルシーで健康にいい」
 
いまだにそう思っている人は多い。しかし、「実はそれは大きな間違いだ」と語るのは東京医科歯科大学名誉教授の藤田紘一郎氏だ。
 
「動物性脂肪を減らして植物油を使うとよい、というのは過去の医学界の常識でした。
 
『リノール酸は必須脂肪酸であり、体によい』と、サラダ油などの植物油メーカーは、リノール酸を豊富に含むことを声高に喧伝してきました。
 
しかし実は、サラダ油に含まれるこのリノール酸の過剰摂取こそが、心筋梗塞やアトピーをはじめとするアレルギー症状、うつ病、さらにはがんなど様々な病気を引き起こす原因となっているのです」(48ページ)
 
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どうしてこんなことになってしまうのでしょうか?

リノール酸が加熱されるとかなりヤバい 認知症や脳梗塞 心筋梗塞…

サラダ油とは、紅花、ブドウ(グレープシード)、大豆、ひまわり、綿実、菜種、ゴマ、米、とうもろこしの9種類のうちいずれかを使った油をいいます。
 
これらの全てにリノール酸が含まれています。
 

 
リノール酸は必須脂肪酸と呼ばれ、人間の体内では作れません。食事で摂取する必要があるのですが、問題はリノール酸が加熱される場合です。
 
リノール酸が200度ほどまで加熱されると、「ヒドロキシノネナール」という毒素が発生し、これが様々な悪さをします。
 
ヒドロキシノネナールはアルツハイマー型認知症はじめ、脳梗塞や心筋梗塞、糖尿病、がん、アレルギー体質などのリスクを上げると考えられているのです。
 
これはなかなかの凶悪ぶりではないでしょうか?
 
「身体に良い」とされていたリノール酸が、これほど有害な物質に変わるとは、なかなかの衝撃です。
 
サラダ油を使う場合、ほとんどは加熱されるはずです。ということは、ほぼ全てのケースで有害物質が発生していると考えられます。
 
それでは、どんな油を使えばいいのでしょうか?
 
次のページでは、医師が勧める植物油を紹介します。

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