別コンテンツ「サラダ油のリノール酸 加熱されるとかなりヤバいことに」では、サラダ油に含まれるリノール酸は加熱されると「ヒドロキシノネナール」という毒素に変化する件についてお知らせしました。
「それなら、サラダ油を加熱せずに使えばいいのでは?」とも考えられそうですが…
すでに加熱されているサラダ油とキャノーラ油の懸念
実はサラダ油は生産の過程ですでに加熱されています。
大量生産されて流通している製品は、有害物質や臭いなどを除去するため、高温加熱処理が複数回施されているのです。
サラダ油なみに多く流通しているキャノーラ油(菜種油)はリノール酸が少ないので問題なさそうですが、実は別の懸念があります。
白澤抗加齢医学研究所の白澤卓二氏によると、
キャノーラ油の原料となる菜種のほとんではカナダから輸入されていて、その菜種は遺伝子組み換えされた品種が使用されています。
遺伝子組み換え作物を長年食べ続けたら、細胞にどのような影響を及ぼすか分かっておらず、安全とは言い切れません。
サラダ油をやめると脳と体スッキリ 山嶋哲盛医師
サラダ油の危険性を指摘している、金沢大学大学院医薬保健学総合研究科の山嶋哲盛医師はこのように主張されています。
まずは最低3ヶ月、大量生産された安価なサラダ油をやめて、他の抗酸化作用が高い油を使ってみてください。
わりと早いうちに、脳と体がスッキリしてくることが自覚できるはずです。
(このコンテンツは雑誌一個人2015年5月号(Amazon)50~51ページ、雑誌週刊現代 2016年12/17号(Amazon)48~51ページを参考にしました)