管理人の普通の顔↓のコンテンツでは、南雲医師の「髪と頭皮のためにはシャンプーではなく水洗髪が良い」という主張を紹介しました。

南雲吉則医師 シャンプーから水シャワーに フケ・かゆみ・抜け毛がピタリと止まる

しかし多くの健康情報がそうであるように、髪についても「真逆の主張」があります。
 
板羽忠徳氏は「シャンプーはOK!」なだけでなく、頭皮マッサージを併用すれば薄毛対策もできると主張しています。
 
そのやり方などを紹介します。
 
(このコンテンツは雑誌(Amazon・PR)「壮快」2014年08月号84~87ページを参考にしています)




板羽忠徳氏はシャンプーOK マッサージとの併用で「髪は必ず生える」

管理人の普通の顔板羽氏は全国理容連合会の名誉講師です。
 
理容師・美容師として、薄毛や脱毛に悩む人の相談に乗ってきました。
 
立場上、自身が薄毛だと育毛に関するアドバイスに説得力がなくなってしまいますが、板羽氏は70歳になっても髪はフサフサです。
 
これを実現している板羽氏のモットーは
 
「髪は正しい手入れをすれば必ず生えてくる」
 
です。
 
シャンプー
 
その「正しい手入れ」のポイントとして、板羽氏はシャンプーとマッサージの二つを挙げています。
 
シャンプーで頭皮の汚れや皮脂を落として頭皮環境を改善したうえで、マッサージで頭皮の血行を改善させるのです。
 
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正しいシャンプーの回数や洗い方

シャンプーについて板羽氏は、次のように主張しています。

■正しいシャンプーの回数は1~2日に1回
 
■脂性肌なら毎日洗う
 
■シャンプーは二度洗いが原則

 
当サイト「宇津木龍一医師 シャンプーをやめたら髪が復活」の「シャンプー否定派」からすると、板羽氏の「シャンプー2度洗い」は洗いすぎのように思えます。
 
疑問を抱く女性
 
板羽氏は、洗髪で最も注意が必要なのは、洗う回数よりも洗い方(指の使い方)だとしています。
 
板羽氏は以下のような注意点を指摘しています。

■爪を立てるのは論外 
 
■指の腹でゴシゴシこするのもダメ 
 
■指頭(爪の先と指の腹の中間)を使うのが正しい洗い方 
 
■指頭を使って、頭皮をわしづかみにして洗うのが正しい 

 
ゴシゴシこするのが良くないのは、発毛サイクルで新しく生えてきた髪を抜いてしまうからです。
 
板羽氏はアミノ酸系で、低刺激のシャンプーを勧めています。
 
一度目のシャンプーは、さっと洗って、汚れを落とすのが目的です。
 
手のひらに500円玉ほどの大きさにシャンプーを取り、よく泡立てて洗います。
 
2度目のシャンプーでは、頭皮のマッサージを行います。
 
この時は100円玉程度の大きさにシャンプーを出し、頭全体になじませてから、頭皮をマッサージします。
 
頭皮マッサージをする女性
 
頭頂部の皮膚には筋肉がないので、動かすことはできません。マッサージで刺激を加えない限り、血行をよくすることは困難なのです。
 
しかも頭皮の血管は体の最上部にあり、血行が滞りやすい場所です。
 
頭皮の血行が悪くなると、毛根に供給される栄養分も不足がちになり、髪の伸びも悪くなります。
 
板羽氏が推奨する頭皮マッサージについては、次のコンテンツで紹介します。




エイ・カニ・イソギンチャクの組手で頭皮マッサージ やり方

管理人の普通の顔板羽忠徳氏の頭皮マッサージ法では、独特の「組み手」を用います。
 
といっても難しいものではなく、以下の三つです。
 
エイの組み手
両手の人差し指から小指までを外側で組む
エイの組手
 
カニの組み手
両手のそれぞれの親指と人差し指を交差するようにして重ねる
カニの組手
 
イソギンチャクの組み手
両手の人差し指から小指までを内側で組む
イソギンチャクの組手
 
これらの組み手を、以下のように使って頭皮をマッサージします。
 
まずはエイの組み手から。

・少量のシャンプーを手に取り、エイの組み手を作り、頭頂部に組み手を乗せる
 
・手のひらを頭部に密着させて、組んだ手を中心に寄せるようにして持ち上げる
 
・これを5~6回繰り返す
 
・頭を少し倒し、エイの組み手のまま、自律神経の不調を改善するツボ、「天柱」と「風池」を親指で数回押す
 
※天柱・・・後頭部下端、髪の生え際あたりにある首の骨をまず探します その両脇には太い筋肉があり、その筋肉の外側のへこんだ部分が天柱です
 
※風池・・・天柱より、さらに1cmほど外側(あるいは耳後ろの骨の出っ張りから指幅二本分内側)にあります
 
女性の後頭部と首

 
次にカニの組み手を作ります。

・カニの組み手の親指と人差し指を額に当てる(額をつかむような形)
 
・頭皮を左右に小刻みに動かしながら、額から頭頂部、後頭部へマッサージする

 
最後に、イソギンチャクの組み手を使います

・イソギンチャクの組み手を作り、指頭(爪の先と指の腹との中間)を頭皮に当てる
 
・頭皮を引き上げるようにしてゆっくりと小刻みに動かす




頭皮マッサージのポイント 頭頂部の薄毛に特に効果的!

この頭皮マッサージには、次のようなポイントがあります。
 
■髪の毛の薄い部分を重点的に刺激し、全てのマッサージは5分ほど行う
 
■カニとイソギンチャクの組み手を使ったマッサージは、指頭を頭皮にピッタリ押しつけ、指と一緒に頭皮も動かしてマッサージする
 
■シャンプーはできるだけ弱酸性のものを使用する

 
頭頂部の髪が薄くなった男性
 
板羽氏によると、この頭皮マッサージは頭頂部が薄くなるタイプの薄毛に特に効果的なのだそうです。
 
シャンプーは使わず、石鹸で洗髪するという方(このコンテンツ作成時点では管理人も石鹸洗髪を行っています)にも、このマッサージは効果的です。
 
板羽氏の著書で理解を深め、お風呂の際に実践してみて下さい。
 
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