突然ですがこんな症状にお悩みではないでしょうか。
肩こり、不眠症、腰痛、便秘、下痢、冷え性、神経痛、ひざの痛み・・・
これらの不調は全て、良くない噛み合わせが原因の可能性があります。
このコンテンツではかみ合わせが全身に及ぼす影響についてまとめます。
アゴの動きとバランスの偏り 立ってアゴを動かしてみると
噛み合わせが悪くなると頚椎がゆがみ、背骨と臓器をつなぐ神経の伝達と血液の流れが悪くなるため不調の原因になります。
かみ合わせの偏りとバランスのゆがみは簡単に体験できます。
まっすぐに立った状態で目を閉じ、下あごを思いっきり前に出してみると、ほんのわずかですが体が後ろに倒れるのがわかります。
頭に振り子のようにぶら下がっている下あごが前に動いたことで重心も前よりになったので、身体を後ろに傾けて無意識にバランスをとったのです。
かみ合わせ不良が生む歪み 全身に悪影響
ここで左の奥歯を抜いてしまったので右側でしか噛めない人を想像してみます。
右側しか使えないので、当然下あごも右寄りになります。するとバランスをとるために頭が左側に傾きます。頭が左に傾くということは、頚椎、脊柱も傾くということです。
骨盤、脚の骨にも片側に負担が集中することになり、ほぼ全身の骨格の構造に「ゆがみ」が生じてしまいます。
骨格だけではありません。首を左に傾けた状態で立つと、背中から腰にかけての脊柱起立筋(背骨の両脇の筋肉)の右側が緊張しているのがわかります。またこの姿勢では、左側の内臓を常に圧迫しています。
こうしてみてみると、噛みあわせが悪く、片側だけで噛んでいると骨格がゆがみ、どこかの筋肉が常に緊張した状態で、内臓にも常に負担をかけていることになります。
骨格、筋肉、神経、内臓にかかわる上のような症状が出てくるのも理解できます。
上のような症状が出て、何となく体の調子が悪いなら、虫歯をいつまでも治療せず、口の片側だけで噛んだりしてませんか?
あるいは虫歯や歯周病で抜歯したあとに、入れ歯を入れず放置していないでしょうか。
体調不良が長引くなら、噛み合わせが適切かどうかもチェックしてみましょう。