以前、某薬酒メーカーのCMで「女は7の倍数、男は8の倍数」というフレーズがありました。
男女それぞれ、この倍数の年齢で身体に何らかの変化が起きる、という東洋医学の考え方がもとになっています。
当サイトでは、これまで東洋医学をあまり話題にしていないこともあり、この「倍数」についてちょっと調べてみました。
その過程で、東洋医学のさわりをちょっとかじっております。
このコンテンツはこちらのサイトを参考にしています。
上手に年齢を重ねる東洋医学の知恵女は7の倍数 男は8の倍数
yomeishu.co.jp/x7x8/index.html
昔も現代も、健康になるキモは同じのようです。
黄帝内経より 加齢による身体の変化
養命酒製造株式会社(以下 養命酒)さん
http://www.yomeishu.co.jp/
のCMで、「女性は7の倍数、男性は8の倍数の年齢で体調に変わり目が訪れる」というナレーションがありました。
出典は二千年前に書かれた東洋医学の文献「黄帝内経(こうていだいけい)」で、この中に上の記述があるのです。
具体的には、生まれてから7年(8年)ごとに・・・
・初潮・精通が起きる
・身体ができあがる
・身体が最も充実する
・衰えが見え始める
・白髪が増え始める
・肝気・生殖能力が衰える 閉経を迎える
・心気が衰える
・脾気が虚弱に
・肺気の虚弱に
・腎気が減少
・・・といった変化が訪れるとされています。
全般に女性は変化の過程が早く、身体の衰えや容姿の変化(白髪の増加など)も、男性より早く訪れます。
五臓の働きと衰えによる症状
「肝気」や「心気」の「肝」「心」はいわゆる「五臓」ですね。五臓のうち最も早く衰えるのは「肝」で、男女ともに50代からイライラや目の疲れ、体力低下が始まります。
以下に「五臓」の主な働きをまとめます。
心 血液や心臓などの循環器系 睡眠のリズムを調節する
脾 胃腸など消化器系 水分代謝・筋肉へ栄養を与える
肺 「気」の循環 呼吸器全般 皮膚の状態や水分代謝にかかわる
腎 腎臓・膀胱など泌尿器・内分泌系 成長・発育・生殖・老化にかかわる
それぞれ上のような役割があるので、年を重ねると「心気」が衰え、動悸や不眠がおきる「脾気」が虚弱になり、食欲不振や便秘、下痢が多くなる「肺気」が虚弱になり、かぜをひきやすくなるというわけです。
(ちなみに六腑は 胆・小腸・胃・大腸・膀胱・三焦です)
養命酒さんのサイトには、有名人の健康関連話コンテンツもあり、年齢の節目で起きたエピソードが紹介されています。
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【第2類医薬品】薬用養命酒 1000mL