このコンテンツでは、ダイエットのトリビア(死語?)と管理人の私見をひとつ。
 
米国で、やせ気味の人と肥満気味の人の行動を観察する研究が行われました。
 
その結果、肥満気味の人はやせ気味の人よりも座っている時間が二時間半も長く、歩行時間も短いことがわかりました。
 

肥満気味の人は、太っているから動けないのでしょうか?動かないから太るのでしょうか?
 
 
いずれにしても、
 
太ってると動くのがおっくうになる→ますます太ってしまう
 
という悪循環に陥る可能性はかなり高いと考えられます。
 
 
このテの悪循環って、健康に関してはけっこう起こりませんか?
 
例えば、便秘薬を一度使い始めると、「使わないと出なくなる」悪循環は非常に起こりやすいですよね。
 
便秘薬を飲む

排便されるものの、腸の働きは弱くなる

ますます便秘がひどくなる

便秘薬が手放せなくなる

腸の働きがさらに弱くなる

 
こんな感じです。
 
私が薬をまったくと言っていいほど飲まないのは、便秘薬に限らず、薬はこうした循環を生みやすいと考えるからです。
 
 
ちなみに脂肪1kgを7千kcalで計算した場合、脂肪を1kgダイエットするためにはフルマラソンを4~5回走らなくてはいけません。
 
こんなことはハッキリ言ってムリなので日頃の小さな心がけが大事になってきます。
 
何よりも摂取カロリーを制限すること、そして日常でこまめに体を動かすことが適正体重をキープするキモになります。
 
 
ちなみに私の場合、カロリー過多になるとわき腹に如実に表れます。ここの脂肪の厚みが、ヤバイかどうかのバロメーターになっています。
 

早寝早起きでダイエット

世の中にはダイエット法の類がたくさんあります。
 
いずれも一定の効果が見込めるのでしょうが、そのダイエットが一時的なものでは、リバウンドしてしまうこともあります。
 
そのダイエットが習慣に(もしくは当たり前に)ならなければ、理想的な体重はキープできません。
 
 
そのダイエット習慣として最も重要なのは、
 
早寝早起き
 
ではないでしょうか。
 
 
早寝早起きがダイエットに関連付けられることは少ないですが、地味ながらもダイエット効果が極めて強力な習慣だと私は考えています。
 
 
というのも、何より
 
夜食をしないから
 
です。
 
「夜食は太る」というのはもはや常識。このサイトでも何度もとりあげています。
当サイトの夜食関連コンテンツ一覧
 
 
「夜食を食べても太らない」という旨の主張は、私は目にしたことがありません。
 
以前の私は夜更かしのクセがあり、夜遅くまで起きていると必ずと言っていいほどお腹が減って何か食べたくなります。
 
そんな時はコンビニで買い食いしたり、ラーメン作ったり、さらにはビールまで飲んだりして大暴れすることがありました。
 
 
こうした生活がしばらく続くと、いつの間にかわき腹の皮下脂肪がてきめんに厚くなってきます。(睡眠の質も下がります)
 
あなたの脳が9割変わる! 超「朝活」法―脳科学の最高権威がはじめて明かす(レビューあり)
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早寝すれば、当たり前ですが夜食は食べません。結果的に余計なカロリーを摂取しなくなり、ダイエットにつながるのです。
 
 
そして早起きすると朝から時間の余裕ができ、活動量も多くなってカロリー消費も増えます。
 
ダイエット目的で「運動を始めよう」「食べる量を減らそう」と考えるよりも、まずは早寝早起きの習慣を身につけるだけでもかなりの減量効果が期待できるのではないでしょうか。