以前「ローフード」について似たようなエントリーを書きましたが、今回はこちら。
 
オーガニックにハマり、暴走する女たち
nikkan-spa.jp/532214
 
オーガニックにこだわるあまり、周囲とトラブルを起こす女性がいるのだとか。

具体的にはこんな感じです。

「ファミレスやサービスエリアで『なんで有機野菜じゃないのか?』とクレームをつける」
 
「出てくる料理の産地をいちいち訪ねる」
 
「生理ナプキンもオーガニックコットン以外のものは着けない!と譲らない」
 
「有機野菜や化学物質は絶対口にするな!と周囲も強引に巻き込む」

こうした話題で私がいつも感じるのは、
 
「ほどほどがいいのでは?こだわり過ぎてストレスになってないかなぁ」
 
です。
 

 
おそらく私も、このオーガニック信仰の女性と同じく「健康オタク」の範疇に入ると思いますが、私はかなりの「劣等生」だと考えています。
 
メルマガにもたびたび書いているように、私はファストフードも食べますし、添加物の入った食材もおそらく毎日口にしています。
 
それでは私の食材へのこだわりは何かというと、
 
・国産品を最優先
・添加物や、「危険」と指摘されている成分はできるだけ避ける

 
くらいでしょうか。しかもこれらも絶対ではありません。
 
外国産食材や、トランス脂肪酸や防腐剤が入った食材もおそらく食べているでしょう。
 
健康オタクにしてはあまりにもユルすぎると言われそうですが、私としてはこれくらいでいいのでは?と考えています。追求していてはキリがありませんし、ましてや周囲に押し付けるのはどうかなぁ?という感じです。
 
他人が食べているものに「それ、体に悪いですよ」とか、出されたものに「これは食べません」なんてことは絶対に言いません。
 
そんなのはウザすぎますし、自分にも相手にもストレスになってしまいます。そのストレスで体調を崩したら何のためにやってんだ、という話です。
 
人間、基本的に自分が食べたいものを食べるのです。その判断は個人的なものなので、アドバイス的なことを言うのはあくまで聞かれた時だけ。強要するのは筋違いです。
 
(ただひとつ、子供に対しては例外です。仮に私の子供が”良くない”ものを食べていたら注意してやめさせます。親は子供の食に責任を負っています。
 
スナック菓子や甘い飲み物など、子供が好む食べ物は往々にして勧められません。そういうものを食べるのが習慣になる前にやめさせなくてはいけません)
 

 
結論としては、オーガニックに限らず、健康への考え方はそれこそ信仰みたいなものなので、他人に強要するのは間違いです。
 
ただし他人の話を全く聞かないのも良くありませんし、同時に聞いたその情報を鵜呑みにするのも危険です。
 
(このサイトでお知らせする情報も含めて)参考意見として頭に入れて吟味し、ほどほどに信じて試してみる。それが良さそうなら習慣にする。
 
それを繰り返せば、食はじめ自分に合った健康習慣が身につくのではないでしょうか。