当サイトでは何度かお知らせしていますが、私は極端な採食主義には否定的です。
 
健康関連の記事をあれこれ読んだ結果、「やっぱり肉も食べたほうがいいよなぁ」との考えは確信に近くなっております。


 
このコンテンツでも、肉食の重要性について紹介します。
 
ある方とお会いした時に、アップルの創業者スティーブ・ジョブズ氏は、肉を食べていればあれほど早逝しなかったのではないか?という話になったのです。

ジョブズ氏の極端な採食主義 動物性食品も必要では?

2018年の6月、中国茶の講師をしている方(ここではAさんと呼びます)とお会いし、そこでスティーブ・ジョブズさんの話題が出ました。
 
ご存じのように、ジョブズ氏はすい臓がんのため56歳の若さで亡くなっています。
 

 
ジョブズ氏はかなり極端な菜食主義者であり、
 
・肉や魚はもちろん、卵、乳製品、ハチミツもダメ
・フルーツを好み、リンゴが大好き(さすが創業者?)

 
という食生活でした。
 
晩年は魚を食べるようになったそうですが、かなり偏っている印象がありますよね。
 
Aさんはジョブズ氏の食事を「極端すぎ」と批判しており、早く亡くなったのも食習慣によるところが大きいとされています。
 
ちなみにちょっと調べてみたところ、
 
・ベジタリアンは大腸がんのリスクが高い
・果物を食べ過ぎるとすい臓がんのリスクが上がる

 
という話もあります。
 
映画「スティーブジョブズ」で氏を演じたアシュトン・カッチャーさんが役作りのため、自身も果物食を実践したところ、すい臓に負担がかかって入院しています。
 
果物に偏った食習慣はヤバいのかもしれません。
 
そして何より気になるのは、肉を食べていなかったこと。
 
Aさんは「肉は絶対に食べないとダメ」と強調されていました。
 
「絶対に」ですよ。
 
馬刺し
 
肉を食べるというと、いまだに不健康なイメージもあるようですが、Aさんは中国茶の講師をしているくらいなので、もちろん健康意識の高い方です。
 
実際にAさん自身が結構な量の肉を食べるそうです。
 
当サイトでも、主にご長寿さんの話題で肉の重要性を強調しています。
 
考えてみれば、肉や卵、動物の乳あたりは、人類が地球上で活動するようになった頃から食料として摂取されてきたはずです。
 
特に卵は捕獲の手間もなく、手軽に食べられる格好の食料だったはずです。見つけたら、ラッキー!とばかりにすぐに口にしていたのではないでしょうか。
 
私としては、人間の体はこれら動物性食品を食べる前提で進化してきた、と考えています。
 
それを一切摂取しないとなると、やはり何らかの支障が出るはずです。
 
「菜食主義を始めたら体調が良くなった」という話もたくさんあります。しかし、動物性食品を全く食べずに長寿で健康、という話は意外と少なくないですか?
 
やはり何事もホドホドに、「動物性食品も食べる菜食主義」あたりが良いのではないでしょうか。
 
ジョブズ氏のように影響力のある人の行動や考え方は、とかく参考にされがちです。
 
しかし氏の食習慣は、私としては「悪い例」ではないかと思います。
 
もちろん私とは真逆の、「見習うべき良い例」と解釈する方もいるのでしょうね。どうお考えでしょうか?
 
こちらの記事を参考に致しました。
 
スティーブジョブズの死因がマクロビだとは言い切れない
http://www.yonouso.com/entry/2015/04/09/133822
 
スティーブ・ジョブズ氏の食生活と膵臓がん
https://yutavegi.exblog.jp/16399251/