手がかゆくなってしまうヌルヌルの正体は「ガラクタン」や「ムチン」という粘性物質で、オクラやモロヘイヤにもたくさん含まれています。
 
「ガラクタン」は、老化防止や脳細胞の活性化効果があるとして注目されています。血圧や血中コレステロールを下げる働きもあるのです。

「ムチン」は呼吸器官や消化器官の粘膜を保護し、アレルギーや胃腸にできる潰瘍を予防します。
 
ムチンは体内でグルクロン酸に変化し、この物質には肝臓・腎臓の機能を高める効果があるので疲労回復に有効なのです。
 

 
手がかゆくなるのは困りものですが、里芋のヌルヌルは栄養素でもあるので、取り過ぎるのはもったいないのです。
 
手のかゆみがどうしても気になる場合は、皮をむく前に、手に酢をつけるとかゆくなりません。手首のあたりまでつけましょう。皮をむく前に軽く一回ゆでるのもかゆみ防止に有効です。
 

 
おでんなどの下煮には塩と酢を入れて煮ると、繊維質が締まって食感が良くなります
 
おでんダシは、濃い口醤油と砂糖を1対1で合わせ、そこに和風だしを加えたものをベースにし、みりんや旨み調味料で味を調えます。(「人気店・専門店の料理の裏ワザ」(Amazon)より)