雑誌「週刊ポスト」に、
100歳超え77人の「長寿村」ではこれを食べていた!
という特集がありました。
(このコンテンツは「週刊ポスト」2016年11月18日号(Amazon)60~62ページを参考にしています)
京都府京丹後市のご長寿さん 肉・魚・野菜 牛乳・コーヒーなんでも食べる
この「長寿村」とは京都府京丹後市のことで、人口はおよそ6万人、その中で77人(男性11人、女性66人)が100歳を超えているご長寿さんなのです。
この百寿者さんたちが何を食べているか?という記事です。
その記事から食材や献立、心がけなどを抜粋してまとめます。
・軍隊時代の名残で、食事時間はキッチリ決めている 一日三回の朝6時、昼12時、夜18時
・酒はあまり飲まない 嗜好品はコーヒーを一日4~5杯、砂糖を少量入れて飲むだけ
・魚が好き それも煮魚より焼き魚 うどんや焼きそばも好物 高野豆腐のような柔らかい食べ物は嫌い 漬物を毎日必ず食べる 毎朝牛乳1本(200ml)飲む
・肉が高価だったので釣ってきた(タダの)魚を煮つけ、刺身にして食べる ワカメもよく食べた 畑の野菜
・ハンバーグ、唐揚げ、ウインナーや焼き豚も好き 魚はサケやサバ、カレイ、タラコも好き 味噌汁は2日に1回 野菜は畑でとれた季節のもの 一年を通してよく食べるのはジャガイモ、タマネギ 果物ならナシやリンゴ、柿
・牛肉が好きで週に一回は食べる 畑でとった野菜
・朝はご飯と納豆1~2パック トマトに味噌汁 昼はおにぎり1つか、ポテトフライ コロッケやカツ、唐揚げなど(近所のスーパーで購入) 夜はナスやタマネギなどの野菜炒め カボチャの煮つけ そばを週に3~4回 うな重を月に3回
・肉と魚卵が大好き 朝はご飯にウニをのせて、夜はご飯にウニをのせて食べる 鮭とシシャモの卵を混ぜたフレークや助子、柔らかい子持ち昆布も好き 牛肉や豚肉をすき焼き風に煮たもの 白花豆を甘く煮たもの かぼちゃやサツマイモを煮たもの
・豆腐や味噌汁、里芋、海苔の佃煮は嫌いなので食べない
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いわゆる「粗食」よりも、「肉も魚も食べる」「何でもモリモリ食べる」という習慣が多いように感じます。
高齢者が増えるこれからの日本社会全体が参考にできる食習慣ではないでしょうか。