(このコンテンツは2007年に作成しました)
 
横浜ベイスターズのスラッガー、村田修一選手は独身時代、好きな肉料理ばかり食べ、嫌いな野菜はほとんど食べないという典型的な偏食でした。
 
05年末に結婚した後、栄養バランスを心配した絵美夫人が「どんなにおなかが減っていても、野菜サラダ150gをまず食べないと肉料理は出しません」というノルマを実行するようになったのです。
 

村田選手は最初抵抗がありましたが、そのうち慣れてきて最近はベスト体重の85~87kgを自然とキープするようになり「体にキレが出てきた」そうです。
 
福岡や大阪などへ遠征したとき、つい肉料理を食べ過ぎたりすると、とたんに調子が落ちるのだとか。
 
 
野菜を意識して食べると栄養のバランスが整うだけでなく、食事全体のGI値が低めになります。
 
GI値とは血糖値の上がりやすさを示した数値で、GI値が高い食品ほど血糖値が上がりやすく、太りやすいと言えます。
 
 
野菜は一般的にGI値の低い食品です。(例外的にジャガイモなどのイモ類、ニンジン、トウモロコシは高くなっています)
 
葉物野菜全般と玉ねぎ、トマトなどはGI値が低くなっています。
 
 
GI値の高い食品でも、低い食品と一緒に食べることで血糖値の上昇を抑えることができます。
 
食前に野菜を食べるとその後の食事のGI値を下げることができるので、食事そのものを「太りにくく」することができるわけです。
 
ダイエットを意識している人には「食事のちょっとした一工夫」として、ぜひ習慣にしたいところです。