当サイトユーザーの皆様は、どういう硬さの歯ブラシをお使いなのでしょうか?
 
私は何度かの紆余曲折を経て、現在は「かため」に落ち着いています。


 
以下、その紆余曲折ぶりをメルマガから抜粋します。

かため→知覚過敏に→やわらかめ→磨き心地に不満→再びかために

「かため」をしばらく使っていた私は、知覚過敏になってしまいました。

05年3月15日
以前メルマガで「私は固い毛先じゃないと」磨いた気がしない云々・・・と書きましたが、現在はふつうかやわらかめのを使ってます。
   
なぜかというと、最近やり始めた長時間歯磨きを硬い毛先でやったことで強烈に知覚過敏になってしまいました。
 
カゼをひいて口呼吸を余儀なくされたとき、ここ数日の冷たい空気で歯がしみるのです。
 
もちろん冷たい水もしみます。
   
このごろはテレビや新聞などを見ながら5分くらい歯を磨いています。当然ですが、口のなかのつるつる度が全然違います。朝起きた時に差が出ます。
 
長時間磨くならやわらかめの毛で十分だとわかりました。
 
歯は上の面(噛む面)は硬いので多少強く磨いてもいいのですが、側面は弱めなのであまりごしごし磨くと知覚過敏になりやすいそうです
 

と書いていますが、しばらくすると・・・

05年10月1日やっぱり硬い毛のほうが・・・。
3月15日更新分で「歯ブラシの毛はやわらかめの方が良い」と書きましたが、しばらく使ってみて、やはり私には硬い方が合っている気がします・・・。
 
言うことがコロコロ変わって申し訳ないです・・・。
 
柔らかい毛ではどうも歯垢が良く落ちません。歯垢がきれいに落ちていないと、私の場合口内炎ができます。ここしばらくは口内炎が二つも同時にできたりしてました。
 
硬い毛でも、あまりしつこくごしごしやらなければ知覚過敏にはならないようです。
 
しばらくは硬いやつでいきます・・・。しばらくするとまた違うこと言ってたりして・・・
 

・・・といったことを書いてます。
 
でも、テレビなどで「歯の正しい磨き方」といったコーナーでは「かため」をすすめてあることはまず無いんですよね。(歯ブラシの硬さについては、下にも記事を書いています)
 
ちなみに大人の場合、健康な歯が虫歯になることはむしろ少数派で、虫歯リスクがもっとも高いのは治療済みの歯なんだそうです。
 
以前の詰め物やかぶせ物と歯の境目から虫歯が進行するため、口を開けたときの自己診断で発見しにくいのです。
 
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東京医科歯科大学を首席卒業した名医が教える 世界の一流はなぜ歯に気をつかうのか 科学的に正しい歯のケア方法

硬め・柔らかめ それぞれのメリット 鶴洋医師のコラム

「かため」か「やわらかめ」かの葛藤はずっと続いていたのですが、東京医療センター歯科口腔外科医長の大鶴洋医師が書かれたコラムを読んだところ、迷いが少し軽くなった気がしました。
 
そのコラムには

歯ブラシの毛先が硬めだと汚れを落とす効果が高い一方、細かい隙間の清掃には向かない。逆に毛先の軟らかいものは隙間を磨きやすいが、清掃性に劣る。
 

とありました。
なるほど、と思えませんか?(もしかして知らなかったのは私だけ?)
 
「歯の隙間のために柔らかめを使う」といった使い分けを、ちゃんとした根拠を意識しながらできそうです。私は歯がツルツルにならないとイヤなので(特に寝る前)、現在は硬めをメイントに使っております。
 
同じ「硬め」の表示であっても、製品によってブラシの形状や硬さが微妙に違います。
 
このエントリーを書いている時点では、メーカーの違う二種類の歯ブラシを使っています。
 
どちらも「硬め」なのですが(これは私の好みも入ってます)、ブラシの形状が違うのです。「表面清掃用」と「すき間清掃用」を意識して使い分けております。
 
健康を維持する上で歯は非常に大事です。大いに気を使うべきではないでしょうか。