親知らずと前歯の並び 抜く・抜かないの基準

私は幸運にも、これまで親知らずで悩まされたことがありません。
 
親知らずが生えてはいるのですが、ヘンな生え方をしていないのか特に不都合を感じないのです。
 
歯科で診てもらうと「親知らずの生え方がきれいですね~」と言われたこともあります。
 

そのため友人が「親知らずが痛い~」とか「親知らずを抜いて大変な目に会っている」などと話しているのを聞いても、いまひとつ実感がわきませんでした。
 
 
これまで「親知らずに関しては余裕」な私だったのですが、先日ある情報紙を読んでいたら、その余裕が少しばかり脅かされる記事を目にしました。
 
その記事のライターさんも私と同じように長いこと「余裕」だったのですが、ある日前歯の並びが悪くなっていることに気付いたそうです。
 
 
調べてみると、親知らずが生えることで他の歯を圧迫し、歯並びを乱していることがわかりました。
 
 
そこでライターさんが歯並び矯正についていくつか検討してみると・・・
 
・一般的なワイヤータイプは目立つので(職業柄?)イマイチ
 
・歯の裏側から矯正するタイプは値段が高い
 
ことが判明。
 
結局どちらもイマイチ、ということでしばらく放置せざるを得ないことに。
 
しかし最近になって、「透明なマウスピースを交換していくことで少しずつ歯を動かす矯正法」があることを知り、この方法で歯並びを直すことにしたそうです。
 
 
この記事では、ライターさんが親知らずを抜いたかどうかはわかりませんが、とりあえず一見落着だったと言えそうです。歯並び矯正法も選択肢が増えたようですね。
 
 
ネットで調べてみたところ、「親知らずの圧迫で歯並びが悪くなる」例はそれほど珍しいことではないようなので、「もう少し時間が経ったら自分にも起きるかも・・・」と少しばかり心配になりました。
 
 
とはいえ、起こってもいないことを心配しても始まらないので、「そうなったらそうなった時だ」くらいの意識なのですが。
 
 
親知らずってもっと若いうちに早目に対処できないものでしょうか?
 
それこそ小さい子供のうちに、生えてくるであろう場所に何か処置を施すとか・・・。
 

親知らず 抜くかどうかの判断材料とリスク・費用

親知らずは正式には「第三大臼歯」といい、「知歯」や「智歯」と呼ばれることもあるようです。
 
 
親知らずが問題になるのは、親知らずが生え始める20歳前後が一番多くなります。
 
親知らずは斜めあるいは横向きに生えることが多いため他の歯や歯ぐきを圧迫して腫れや痛みを伴うことがあるのです。
 
こうなると親知らずを抜くように歯科医から勧められることが多くなります。
 
 
この他に、抜くべきと判断されるケースを紹介してみます。

・親知らずがあるためにかみ合わせがうまくいかない
 
・食べ物が頻繁にはさまったり、詰まったりする
 
・歯みがきがやりにくく、口中の清潔を保ちにくい
 
・歯並びが悪くなる

つまり、何らかの不具合がある場合は抜歯が勧められます。
 
 
対して、親知らずがあっても
 
・腫れや痛みが特に無い
・かみ合わせや歯みがきに支障が無い

 
のであれば特に抜く必要はありません。
 
 
抜くかどうかの判断は医師と十分に相談し、自分で考えた末で結論を出す必要があります。
 
 
一般に、親知らずの抜歯は「若いうちに行うほど良い」と言えそうです。
 
年月が経過するにつれて、歯と骨が癒着したり、神経との兼ね合いなど考慮する要素が増えて手術が複雑になります。術後の経過も若い方が良いのです。
 
 
若いうちは何とも無くても、年をとるにつれて口内の骨格が変わってきて中年以降でも親知らずに悩まされることはあります。70歳代で親知らずを抜いたという例もあるのです。
 
 
親知らずの手術では、ごくまれに神経を損傷して口にしびれを残すことがあります。
 
このしびれはほとんどの場合回復しますが、非常に少ない確率ながらしびれがいつまでも残ってしまうケースもあります。
 
 
親知らずの抜歯にかかる費用は手術の難易度にもよりますが、1本あたり1000円~3000円で、薬代などを含めると高くて5000円くらいが相場のようです。
 

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