バナペリオ検査とは、歯垢を採取して15分ほど培養し、歯周病菌の数値を測る検査です。
 
検査の結果で歯周病の進行度合いや予防対策を判断します。

検査自体は簡単なのですが、検査前には次のような注意事項があります。

・検査前日からニンニクや玉ねぎなど臭いの強い食品は食べない。
・検査当日は食事をしない。
・検査当日は歯を磨かない。
・検査当日の喫煙・香りの強い化粧品の使用は控える。

 
ちなみに、イヌイットやアボリジニの人たちは歯みがきの習慣が無いにも関らず虫歯や歯周病にならないのだそうです。
 
よく噛む習慣が身についており、唾液をたくさん出すからだと考えられています。
 
歯垢が固まってしまうと歯石になり、ブラッシングでは取れなくなります。歯科に行って取ってもらうしかありません。歯石は歯周病の原因になります。
 
ちなみに歯石は虫歯の原因にはならないそうです。歯石の中にも菌は存在していますが、石灰化しているために活動していません。
 
私も以前歯石取り(スケーリング)を経験していますが、正直言ってあまり気分の良いものではありません。(´Д`)
 
結構激しくガリガリやられますし、歯をキュルキュルやられると腕がひきつります。
 
終わった後はかなりさっぱりしますし、歯周病予防のためにはいいとわかっているのですが、頻繁にやろうとはあまり思いませんね・・・。
 
歯周病予防には必要なことなのかもしれませんが・・・。

歯周病の民間療法 ドクダミ湿布・粗塩など

歯周病は歯みがきをしっかり行って予防するのがもっとも大切ですが、歯周病にかかってしまった場合は次のような民間療法があります。
 
民間療法ですので、あくまでひとつの参考として御覧下さい。
 
・粗塩で歯みがきをする
歯ぐきのハレを抑制してくれます。
 
・お茶でうがいをする
お茶のフッ素が歯を丈夫にし、カテキンには殺菌作用があります。
 
・ドクダミで歯ぐきを湿布する
陰干しにしたドクダミの葉を塩水で洗い、歯ぐきにはさんだまま寝ます。これを続けると歯ぐきがひきしまり、痛みも治まります。
 
・ナスで歯ぐきのマッサージ
塩漬けにしたナスを粉末にして歯ぐきをマッサージします。
 
歯周病は心筋梗塞や糖尿病とも深く関っていることがわかっています。歯周病がこれらの疾患を悪化させるのです。
 
歯周病を予防するためには何よりも日頃の歯みがきが大事です。正しいブラッシングをして歯垢を落としましょう。
 
タバコを吸わないことも非常に大事です。
 
タバコを吸うと血流が悪くなるため、歯肉に栄養が行き渡らなくなります。喫煙習慣がある人は歯周病にかかりやすいことが確認されています。
 
また、口呼吸のクセがあると歯周病を発症しやすくなります。口で呼吸すると口内が乾燥し、唾液の洗浄作用が発揮されません。口が乾くと歯垢もたまりやすくなります。
 
ちなみに歯周病は、人類が誕生して現在までで感染者数が一番多い感染症としてギネスブックに登録されているそうです。