雑誌「からだにいいこと」2022年4月号に、ミュージシャンの大槻ケンヂさんによる自身の舌痛症の記事がありました。
命にかかわるわけではありませんが、なかなか厄介な症状のようです。
同誌の46ページから、一部を抜粋して紹介します。
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からだにいいこと2022年4月号
※サンプルを読む・kindle版あります
大槻ケンジさんの舌痛症の症状 治療法は?
大槻さんによると、舌痛症には独特の症状があるようです。
以前、僕が「舌痛症」という奇妙な病を持っていることを書いたことがあります。
医学的には何も問題がないのに、舌の先に下前歯裏が触れる感覚があり、時に痛みを伴うというやっかいな症状です。
医者いわく「時間に余裕のある主婦」の方にたまに見られる症状であり、これといった治療法はないとのこと。時間に余裕のある主婦ではない僕もこれには困ってしまい、数多くの病院を訪ね回りました。
うつ病薬を舌痛症薬(強烈な副作用あり)に 効果は?独自の対処法も
探し求めた結果、大槻さんはようやく薬を出してくれる病院を見つけますが…
そしてついに約1年前、最新の治療薬を処方する大学病院を探し出したのです。
何でも既存のうつ病薬が舌痛症を改善するそうな。副作用として「突然死」と「炭水化物がやたら食べたくなる」との究極の二択も警告されたんですが、一か八か、僕は薬を飲み始めることにしました。
※画像はイメージです
なかなか強烈な副作用の可能性があるにも関わらず、大槻さんは薬を飲みはじめましたが…
そして約1年。結果から言えばダメでした。特に改善もせず。ラッキーなことに突然死も白米太りもしませんでしたけれど、相変わらず舌の先は痛いままです。
うつ病の薬でもあるとのことでしたが、ハイになったりなんてこともなかったな。
「変わらないので、一度お薬やめたいんですが」
ぶっちゃけ薬代だってバカにならない。告げると医師も「そうですか、わかりました」。アッサリと処方を打ち切りました。
どうも、”最新の治療薬”といっても試験中、だったのではないかなと僕は思いました。わかんないけどね。
薬の効果としては残念でしたが、大槻さんは独自の対処法を実践されています。
「一生付き合わなきゃいけない病気って、誰にも何かあるのかもな」と思いながら僕は病院を出て、口にフリスクを放り込みました。
長年の舌痛症との付き合いのなかで、”あめやフリスクをなめているときは舌が痛みを感じない”と、自分なりの対処法を見つけていたのです。
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なに?何?「舌痛症」:治し方はこれしかなかった Kindle版
舌痛症/口腔顔面痛/非定型顔面痛ととことん戦ってみた Kindle版
「舌が痛い! 」という患者さんが歯科医院に来院した時に読む本