管理人が小さい頃は、
 
「食後3分以内に歯を磨きましょう!」
 
なんていわれてましたが、最近はこの主張は聞かれなくなりました。
 
それに関連して、こんな記事がありました。

ロケットニュース24さん
食後すぐの歯磨きは歯に深刻なダメージを与えることが判明 / 少なくとも30分経過後が理想的
rocketnews24.com/2012/06/08/218845/
 
記事の内容をまとめます。

■米国の総合歯科学会の研究によると、食後30分経たずに歯を磨いた被験者の口内では、食べ物に含まれる酸により、象牙質の腐食が確認された
 
■特に、食後20分以内に磨いた場合は腐食具合がひどかった
 
■30分~1時間経過後の歯磨きでは、腐食はほとんど見られなかった
 
■学会の学長であるギャンブル医師は、少なくとも食後30分経ってから歯磨きをするのが望ましい、としている

 
この記事での「象牙質」は、被験者の口内に装着された実験用のサンプルです。
 
この実験では、エナメル質への影響は調べられなかったのでしょうか?私としてはそちらのほうが気になります。
 
 
また、食べ物に含まれる酸により腐食が進むとの由ですが、口の中に酸がそれほど滞留するものでしょうか?私はこれまで意識していませんでした。
 
もし滞留するのであれば、食後に唾液を口の中で循環させてから歯を磨くと良いのではないでしょうか。
 
唾液には酸を中和する効果があるので(梅干しを見ると唾が出るのは、口の中を中和する準備をしているのではないかと)、腐食を防いでくれるはずです。
 
「食事の酸」自体、それほど気にする必要はないようにも思えますが、今後は少し気をつけておこうと思います。