大人になってからぜんそくを発症する人は成人ぜんそくのうち56%にのぼります。

症状としては
 
・階段を上がると息が切れてゼーゼーする
・寝入りばなにセキがよくでる
・肩で息をする
・カゼが治りにくく、特にセキが止まらない

 
といったものがあります。

大人のぜんそくの原因 知人も発症

大人のぜんそくはアレルギー体質が原因といわれています。
 
ホコリ、ダニ、カビ、花粉などのアレルゲン、または排ガス、タバコの受動喫煙などの刺激に過敏になります。
 
カゼをきっかけに発症するケースもあります。
 
その場合「カゼがちょっと長引いている」くらいの意識で深刻に考えず、仕事のため医療機関で診断を受けられないといった要素が重なって重症化することがあります。
 

 
私の知人の女性は、妊娠をきっかけにぜんそくを発症しました。季節の変わり目によく体調を崩しており、冬場は特に辛そうです。
 
成人のぜんそく患者のうち約5割は40歳以上の中高年が占めています。
 
加齢とともに気道や肺の機能が低下し、免疫力も衰えていることから症状が進行しやすくなります。
 
治りにくいケースも多いですが、早期に発見して対策を施せば高い治療効果が期待できます。
 
ただし患者に喫煙の習慣があると、治療効果が弱まることがあります。




布団のダニを撃退するには 天日干し+アルファで

アレルギー症状が心配なら、ダニ対策は欠かせません。
 
日常生活でのダニ対策は掃除や布団のお手入れがポイントになります。
 

 
布団の手入れとして一般的なのは
 
・布団を天日に干す
 
ですが、布団をただ天日に干すだけではダニ撃退効果はそれほど強くありません。特に布団を日陰に干してしまうとダニは全く減らないのです。
 
布団を天日に干しても、ダニは太陽が当たっていない側に移動してしまいます。
 
ダニ撃退効果を上げるためには、布団をただ干すだけでなく・・・
 
・布団の両面を干す
・布団を干した後、布団表面に掃除機をかける

 
といった工夫が必要です。
 

 
湿度が高い日や夕方以降に布団を干すと湿気を布団が吸いこんで逆効果になることもあります。




布団のダニ対策なら布団乾燥・丸洗いが強力

布団のダニ対策として布団干しよりも強力なのは
 
・布団乾燥機を使う
・丸洗いする

 
の二つです。
 
布団に発生するダニは「ヒョウダニ」という種類が多く、このダニは40度以上の温度になると死んでしまいます。
 
布団乾燥機から出る風の温度は40~60度なので、ダニ対策には十分な効果があるのです。
 

 
最近は布団洗い用のコインランドリーがあちこちにあります。
 
洗った後は乾燥も行われるので高いダニ撃退効果が期待できます。(ただし、コインランドリーは不特定多数の人が使うので衛生面で不安、という意見もあります)
 
結論としては、
 
・日頃こまめに布団を干し、時々布団乾燥機を使用する
・そしてシーズンの境目に丸洗いする

 
といったところです。