いびきを止める方法は、古来いろいろあり、ネット上にも多数紹介してあります。
 
このコンテンツでその一部をまとめてみます。

・横を向いて寝るといびきは止まりやすいので背中にテニスボールを入れて寝る
 
・ドラッグストア等で販売しているいびき防止用マウスピースをくわえて寝る。
(このマウスピースは下あごを少し前に出す構造になっていて、気道を確保するようにできています)
 
・いびき防止用のクリップを鼻に装着して寝る。
(鼻腔を広げるもので、鼻呼吸を楽にしてくれます)
 
いびきはカゼや疲労、飲酒などが原因で起こることもありますが、このいびきは一時的なものなので特に心配はいりません。
 
しかし、次のような慢性的ないびきは問題です。
 
・肥満によるいびき
ノドの奥の部分が肥大化し、空気が通りにくくなることで発生します。いびき対策グッズなどを使用するのも良いですが、肥満でいびきが出る場合は肥満を解消しないと根本的解決にはなりません。
 
・脳や内臓の変調、あるいは鼻腔の形状等に異常によるいびき
特に肥満体というわけではないのにいびきが出る場合は、医師の診察を受けてみましょう。
 
いびきにより睡眠時無呼吸症候群(SAS)を発症していると、昼間に眠気を感じることがあります。
 
SASは昼間に居眠り運転などを引き起こすことがあるので危険です。肥満を解消したり、SAS対策の医療施設などを利用しましょう。
 
ちなみに07年の10月初め、ドイツの大学教授が、コンピューター制御によりいびきを止めるというまくらを開発しています。
 
このまくらは少し大きな本ほどのサイズで、いびきを解析してまくら内部の空気量が変わり、頭の位置をコントロールするという優れものです。
 
頭の位置を変えることでいびきが出ないような最適の寝相を作り出すわけです。この枕にはすでに複数の企業が興味を示しているそうです。