睡眠時無呼吸症候群(以下SAS)による最も顕著な症状は、何と言っても昼間の眠気です。

たかが眠気と軽視するわけにはいきません。
 

 
車を運転中に眠気が襲うと、大惨事を引き起こしかねないのです。

睡眠時無呼吸症候群(SAS)はがんリスクも高める 海外の研究

SASは眠気だけでなく、高血圧や肝機能障害、心臓病、うつ病とも関連しているといわれています。
 
加えて海外の研究では、SASはがんリスクも高めるとの結果が出ています。
 
米国とスペインの共同研究で、SASはがん死亡リスクを最大で5倍近く上げることがわかりました。
 
2012年5月末に米国サンフランシスコで開かれた「米国胸部国際学会」で発表されています。
 

 
米国ウィスコンシン・マディソン大学のジャビエ・ニート教授らの研究チームが1522人の成人を対象に、健康状態や睡眠時の呼吸の様子、および死亡率などを22年間にわたり調査しました。
 
年齢、性別、喫煙習慣などの要素を加えて統計をとったところ、重いSAS症状のある人はそうでない人に比べて、がんによる死亡リスクが4.8倍高いことがわかりました。
 
研究チームは「SASが、がん死亡リスクを高める要因になっているのは間違いない」と結論付けています。
 
SASは多くの病気の原因になります。
 
SASは主に肥満により発症します。肥満は生活習慣病の原因でもあるので、適正体重を保つことの重要性がわかります。