アイドルの時東ぁみさんは19歳の時、番組収録中に腰に激痛を感じました。
 
病院へ行くと椎間板ヘルニアと診断されます。
 
時東さんは小さいころから芸能界に入るまでバレエ、バスケット、フットサルと常に体を動かしてきました。
 
(このコンテンツは2011年7月7日 九州スポーツ新聞 「有名人の健康悩み相談室」を参考にしています。内容は記事掲載当時のものです)

そのためか、医師からはヘルニアの原因が「スポーツのし過ぎ」と指摘されたそうです。また、ヒールを履いてのダンスも腰に良くないとされました。
 
バランスボールなどでリハビリを続け、どうにか痛みは出ないまでに回復しました。
 
しかし仕事では腰に気を遣っていて、高いところから飛び降りるシーンなどはNGなのだそうです。
 
腰の痛みはどうにか治まっていますが、時東さんには別の心配事があります。
 
それは、妊娠中の腰への負担です。
 
時東さんは子供が大好きで、遅くとも30歳までには結婚して子供を産みたいそうです。
 
しかし、すでに母親になった友人から、妊娠は腰への負担がすごいと聞き、今から不安になっているのです。
 
この時東さんの不安に対して、グローバル治療院新宿店の国井満啓氏は次のように回答しています。

東京工業大学の研究によると、妊婦の腰には非妊婦の2~4倍の負担がかかる
 
しかも妊娠すると、腸骨、仙骨、尾骨などの靱帯を緩める「リラキシン」というホルモンが分泌される その際、筋肉が緩みを補うので腰痛が起きる
 
妊娠中は5か月以上の安定期に入るまでマッサージは受けられない 安定期に入っても、骨盤周りのマッサージはダメ
 
妊娠中の腰痛対策としては、背筋を伸ばし、アゴを引いた状態で 15~30分のウォーキングが良い プールでのウォーキングもお勧め
 
あおむけに寝て頭を抱え、息をゆっくり吐きながら膝を左右に倒すストレッチも有効 片方5~10秒間を3セット これらの運動やストレッチは医師と相談して行うこと
 
日常生活での腰痛対策として イスに座る時は 背もたれに腰を付けるように深く腰掛ける
  
台所では高さ15cmほどの台に片足を乗せ、15分間隔で足を替えると腰への負担が軽減する
 
妊娠する前から、腹筋や足腰を鍛えておくと良い