女優の山田まりやさんは03年ごろにひどく体調を崩しました。
 
頭痛、吐き気、カゼに内臓の調子も悪い、と全身がガタガタになりました。

病院でも原因がわからず、市販の薬や漢方薬を飲んでも全く改善しなかったため、途方にくれました。


ワラにもすがる思いで上海出身の中国人鍼灸師をたずねたところ、「胃腸が働いていない」と診断されます。
 
それから連日ハリをうちに通っただけでなく、食生活の改善も始めました。
 
「炭水化物は消化にエネルギーを使うから胃腸に良くない」と注意され、米やパスタなどは全てやめました。
 
肉や魚を食べるのは昼食だけにして、やわらかい温野菜中心の食事をよく噛んで食べます。また、ビタミンCを意識して摂取するようにしました。
 

 
鍼灸師からは「体を冷やさないように」と言われているので、夏でも腹巻きをつけ、足を冷やさないようにサンダルは履かないそうです。
 
冬には使い捨てカイロを愛用し、お風呂では漫画を読みながら一時間以上湯船に浸かります。
 
こういった努力のかいあって、1年半という時間がかかったものの元気を取り戻し、舞台でも活躍できるようになりました。
 
山田さん本人は「15歳で芸能界デビューして、ほとんど休みなしに働いてきたツケが来たんでしょう」と考えています。