ハリウッド俳優のキアヌ・リーブスさんは、スポーツ選手などが利用する高気圧酸素療法を熱心に実践したことがあります。

高気圧酸素療法は病気の治療やアンチエイジングに効果があるとされ、ハリウッドでも流行しているそうです。


キアヌ・リーブスさんは不眠症に悩まされていたのですが、友人から紹介されて高気圧酸素装置に入ったところ、効果を実感しました。
 
本人いわく「1時間ほどカプセルに入ると疲れも取れて若々しい生命力が戻り顔色も良くなる」そうです。
 
ちなみに歌手のマイケルジャクソンさんも80年代に高気圧酸素装置を使っており、
 
「目覚めた時は150歳まで生きられる気持ちになる」
 
と言っていたそうですが、当時はオカルトがかったマイケルさんの奇行、と受け止めるむきもありました。
 
当サイトの過去のエントリーでは、高気圧カプセルについて記事を書いています。
 
医療機関などでスポーツ選手が行う高気圧酸素治療では、2~3気圧の高圧下で60分以上の純酸素吸入を行います。
 

 
この時の酸素は、気圧に比例して血液や体液に溶け込む量が増える特性を持つ「溶解型酸素」が使われます。
 
体内や患部に十分な酸素が供給されるため、急性一酸化炭素中毒や急性心筋梗塞、やけどや凍傷、骨折、靭帯損傷、ねんざといった症状に効果を発揮します。
 
これらはオカルトなどではもちろんなく、治療行為として確立されているものです。
 
数人が同時に高気圧酸素治療を受けられる施設もあります。