排便時などにお尻から血が出ると、まず「痔」が疑われますが、大腸がんにも注意しなくてはいけません。
血が出ていても自覚症状が無いことも多く、大腸がんが進むことも考えられます。
最近の傾向として、食生活の欧米化で大腸がんが増えているため、注意は必要です。
関連する有名人の健康関連話を紹介します。
(この記事は07年に作成しました)
俳優の黒沢年男さんは、以前は週に5日肉を食べて、野菜はほとんど食べなかったそうです。
年に3回も人間ドックを受けていて、毎回「痔」とされていましたが、大量に下血が出て、ようやく大腸がんと判明しました。
幸い初期だったため、ガン化したポリープを切除するだけで済んだそうです。
その後は野菜を多くとるようになり、食材は量を少なく、種類を多くして3食きちんと食べています。それからはすごく快調です。
ハンバーガーは食べません。揚げ物も、高級てんぷら店のもの以外は口にしないようにしています。
20年前から天然の湧き水を料理や飲み水に使っており、一日3リットルほど飲みます。
何となく酒豪のイメージがありますが(←管理人だけ?)お酒の誘いは全て断ります。
奥さんの手料理を食べて9時半には寝るようにしています。
野菜をたくさん食べることが体にいいのは間違いありませんが、大腸がんに限っては野菜を多く食べる人とそれほど食べない人との間には発症率にそれほど差は無いという研究結果もあります。
また食物繊維も、摂取量が極端に少ない場合は大腸がんリスクが上がるものの、それ以外ではあまり大腸がんとの関連は見られないようです。
黒沢年男さんの食生活と大腸がん・下血
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