俳優の梅沢富美男さんは03年の秋、腸炎にかかりました。
 
下痢による脱水症状がひどく、血圧は60mmHgまで下がって意識不明に陥りました。
 
どうにか命はとりとめたものの、三日間の入院で体重は10kg減るなどまさに死ぬ思いをしたのです。

これほどの病気をひき起こしたのは、全く無頓着だった食生活が原因だったようです。
 
梅沢さんの仕事は地方公演も多く、食事は出前や弁当ばかりでした。
 
夜になると飲みに出かけ、各地の名物・名産品をつまみにしてお酒を飲む、という生活で、焼酎は1本毎晩のように空けていました。
 
腸炎を患ってからはさすがに反省し、奥さんである池田明子さんも食生活について梅沢さんにアドバイスするようになりました。
 
池田さんはフィトセラピー(植物療法)の講師であり、フィトセラピーの講座も開講しています。
 
池田さんが富沢さんに勧めたもののひとつに、
 
タンポポのハーブティーを飲む
 
ことがあります。
 
これを飲むようにしたところ、梅沢さんはカゼをひかなくなり、胃腸・肝臓の調子もよくなりました。
 
また、同じく池田さんおすすめのユーカリアロマをかぐようになってから、富沢さんはのどの通りが良くなり、声が鮮明になったそうです。
 
これは富沢さんの仕事上、大きな助けになっています。
 
タンポポハーブティーはタンポポの葉と根を乾燥させたものです。
 
肝臓、胆のう、腎臓、胃の健康サポート、肝臓・胆のうの不調や胆石、腎臓結石対策にも利用されています。
 
結石ができるのを予防したり、すでにできている石が大きくなるのを抑制するといった効果があるのです。
 
また、池田さんによるとタンポポティーには強い抗酸化作用があり、同時にデトックス効果も期待できるそうです。
 
抗酸化・デトックスとくれば女性にうってつけです。(だから梅沢さんが飲んでいるのか・・・?)
 
タンポポティーにはイヌリンというオリゴ糖が含まれていて、イヌリンは腸内細菌の餌になります。
 
その結果腸内環境を整えることになり、お通じが良くなります。これも女性にはうれしいところではないでしょうか。
 
タンポポティーはリューマチや痛風対策としても飲まれています。
 
梅沢さんはハーブティーをお茶代わりに飲むことがすっかり習慣になり、焼酎もハーブテイーで割って飲むこともあるのだとか。
 
腸炎で一時意識不明にもなった梅沢さんですが、現在は肝臓はじめ胃腸の調子は快適そのものです。