俳優の野村宏伸さんは40歳を機にすっぱり禁煙し、また節酒を心がけるようになりました。
(この記事は2008年に作成しました)
 
それまでタバコは1日2箱吸っていました。
 
お酒はテキーラをボトル1本飲んだりしていましたが、今では「サーフィンの後にビールを軽く」飲む程度です。

野村さんは以前一日2食だったのですが、今では3食食べています。体格は身長180cmで体重66kgなので、かなりのやせ型です。
 
一日二箱吸っていたタバコをやめることができたのはすごいですね。
 
ヘビースモーカーの部類に入ると思うのですが、実際にどのように禁煙されたのでしょうか?ちょっと気になるところです。(ネット上で探してみましたけど、それらしいのは見つかりませんでした・・・)
 
タバコはすっぱりやめるべきですが、お酒はゼロにしなくても良いんじゃないか、と私は考えています。もちろん飲みすぎは良くありませんが。
 
「飲酒は少量でもがんのリスクを上げる」という報告があるのは承知しています。
 
お酒は適量なら「百薬の長」だとは古くから言われてきたわけですが、どうやらこれもあやしくなってきたわけです。
 
それでも私はたまに飲酒をします。友人と同席の時は結構な量を飲むこともあります。気の合う人となら、お酒の席は楽しいものですからね。
 
ただし、私も「飲酒は体を疲れさせる行為だな」とは感じます。休肝日無しに飲み続けるのは反対です。私も必ず休肝日を設けています。
 
惰性で飲むよりも、ちょっとお酒を断ってから飲むほうが味わって飲めますしね。

タバコを吸わないメリット 薬やサプリの効き 私の考え

タバコを吸わないメリットはこれまで多く指摘されてきました。
 
がん発症のリスクが低い 循環器系疾患のリスクが低い 外見が老けない 口臭が少ない
 
・・・などなど。これらはすでに常識になった感もあり、よく知られています。
 
私も非喫煙者なので、「もしかしたらこれってタバコを吸ってないからかも」とメリットらしきものを感じることがあります。
 
ちょっと地味なのですが、長い人生ではかなり重要だと思うので紹介してみます。
 
そのメリットとは食べ物やサプリ、薬の吸収・効きが良く、しかも早いです。摂取したものに対する感度が高いというか。
 
このサイトでお知らせしている、様々な食品から得られる健康効果も、タバコを吸っていたらこれほど強く感じることはないと思います。
 
何より、薬の効きはてきめんです。「飲んだそばから効いてくる」感じです(オーバー?)。これは薬をごくたまにしか飲まないから、というのもあると思いますが。
 
タバコを吸っていると、化学物質の分解に代謝機能が使われてしまい、食べ物や薬の吸収が不十分になるのではないでしょうか。
 
タールなどタバコの成分は口内や食道に付着するので、唾液や食物を飲み込むたびに化学物質が胃腸に送り込まれると考えられます。
 
つまり、常に分解機能が働いている状態で、分解に必要な機能や栄養分は消耗します。結果的に、口から入れるものに対する代謝機能は低下するはずです。
 
タバコでやせるケースが多いのは、食べたものの吸収率が下がるのも一因ではないでしょうか。
 
タバコを吸っていると、食べ物の栄養やサプリの恩恵を受けにくいのは間違いありません。喫煙はガンなどのリスクを上げるだけでなく、口にしたもののメリットを失うという損な面もあるのです。