作家の吉本ばななさんは、いろんな人に会って話をした結果、
 
「病気の80%は他人の念が原因」

と考えているそうです。

全部って言い切りたいところだけれども、100歩譲って、80%から90%は他人の念。

なのだとか。
 
(このコンテンツは雑誌ゆほびか2017年09月号(Amazon)114~118ページを参考にしています)
 

 
ちょっと突飛な発想のようにも思えますが、ばななさんはアメリカの自然医学の専門家ミッチェル・メイさんの体験談を例に挙げています。
 
あるとき、ミッチェルさんが交通事故で死にかけて、飛行機で運ばれていたそうです。
 
乗りあわせた人が「この人やばい。死にそう」という目でミッチェルさんを見ると、ミッチェルさんはガーッと具合が悪くなりました。
 
しかし尼さんが通りかかって、「かわいそうね」とお祈りしたら、具合がよくなったのです。
 
この体験から、ミッチェルさんは「人間の思考はこれほどダイレクトに肉体に影響を与える」としています。
 
とはいえ、細菌やウイルス、発がん性物質などはある程度防ぎようがありますが、病気をもたらす「他人の念」はどのように防ぐのでしょうか?
 
ばななさんは

まず、そういう人には近づかない。近づいてもスルーできる力をつける。

としていて、

やっぱりスルーできるかどうかでしょうね。真っ向から行かないこと。気をつけないといけません。
 

「病は気から」の別解釈(?)とでも言えそうな話です。
 
「他人の念が全部」はちょっと言い過ぎのような気もしますが、ネガティブな「気」みたいなものが周囲に悪い影響を及ぼすことはありますよね。
 
「他人の念は関係性ゼロ」と言い切ることもできません。
 
他人に対して「悪い(良い)念」を送った時の健康状態の変化、なんて調査が実施されれば、面白い結果が出るかもしれません。