美容矯正士の清水六観氏は、
 
仰向けで寝てはいけない
 
としています。

(このコンテンツは雑誌週刊新潮2017年10/12号135ページを参考にしています)
 
その理由として、

どんなに高級で寝心地がいいマットレスを使っていようと、その上に仰向けで寝ていれば、骨盤は後傾します。寝ている間に猫背が進んで、腰痛の原因にもなります。
 
寝過ぎて腰が痛くなった経験がある人は、自分がいつも仰向けに寝ていないか、思い返してみてください。
 
仰向けのままで、寝返りもうたずに寝ていると、猫背が進み、骨盤のゆがみ、そけい部・お腹の緊張が強くなり、足の冷えや浅い眠りの原因になってしまいます。
 

それではどういう寝かたが良いのかというと、清水氏は
 
ヨガの胎児のポーズ
 
を勧めています。
 
横を向いて体を折り曲げ、両足が重ならないようにします。これが人間が一番リラックスできるポーズなのです。
 
そけい部の圧迫がなくなり、お腹もリラックスできるので眠りも深くなります。
 
骨盤もゆがみにくい姿勢なのですが、上の足が下の足にかぶると骨盤がねじれてしまいます。それを防ぐためには、足の間に座布団やクッションを挟むとよいでしょう。
 
清水氏は、うつ伏せ寝も「悪くない」としています。
 
清水氏自身が、うつ伏せで枕と顔の間に手を入れて呼吸できる空間を作って寝ています。