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小学校三年から四年にかけて、私はあることを友達と競うようになりました。
それは冬の間、いかに薄着でいられるかです。
三年生の時に男の子の転校生が来て、その子がいわゆる「元気もん」だったのです。雪がちらつく真冬でも半袖・半ズボンで過ごしていたので先生から「鉄人」というあだ名を付けられたほどの男でした。
この子と私は非常に親しくなり、私もマネをして冬場でも半袖で過ごすようになったのです。その頃には寒くても半袖、室内は裸足でオッケーなほど私の身体も強くなっていました。セーターに長ズボンで登校していたことが信じられないくらいの変貌ぶりです。
その後の私の学生生活は健康問題で悩まされることは全くと言っていいほどありませんでした。強いて言えば近視がすすんだことくらいでしょうか。高校では3年間皆勤賞をもらうほどの健康児になりました。
あと健康になったことと同時に、泳げるようになったことは大きなプラスでした。
学生時代、特に小学生や中学生くらいの頃は「泳ぎが苦手」というのはかなり大変じゃないですか?居残り特訓があったり、水泳の授業ではかなりの劣等感を感じることが多いのではないでしょうか。
私も小学2年生までは水泳の授業が苦手だったので・・・。幸い私はその後泳げるようになったので、学生時代の水泳の授業は好きだった時間の方が長いのですが。
何はともあれ、とにかくこんな感じで水泳は私の身体を強くしてくれたと思っています。いま続けている週一回の水泳も、間違いなく私の健康にはプラスに作用しているでしょう。
何度か書いてますけど、水泳だけはホントにサボリません。実に良い気分転換になるのか「身体が求めてる」という感じです。このままではじいちゃんになっても続けそうないきおいです。
というわけで身体を強くするためにプールに通うのは私としてはお勧めですが、できれば「水中ウォーキング」ではなく「ある程度の距離を止まらず泳ぐ」ようにしたほうが良いと思います。
水中ウォーキングは自分で研究するか、誰かに指導を受けた上で、よほど集中してやらないと運動効果が得られにくいという印象があります。
通っているプールにもウォーキングしている人はたくさんいますが、「あれで効果が出るほどの負荷はかかってるのかな?」という動きをしている人が少なからずいるのです。
水中ウォーキングは優れた運動ですが、やり方をちゃんとしないと思うような効果が得られないことが多いのではないでしょうか。
水中ウォーキングの利点のひとつとして「浮力で身体が軽くなり関節に負担がかからない」というものがあります。
しかしやり方を間違えるとこの利点が「身体をラクに動かせる」という、単に負荷を軽くしているだけの(言い換えるなら少しくらいサボっても身体が動く)要素になることもあるようです。
以上、私が水泳好きになった経緯と私見を述べさせて頂きました。長々とお付き合いくださってありがとうございます。
私と水泳のなれそめ 終わり。
水泳で身体が強くなりました 水中ウォーキングについての私見も
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