胃はゴム状に伸び縮みして、食べ物を十二指腸に送り出す働きをしています。
 
その伸び縮みがうまくいかず、食べ物が残ったまま胃が膨らんだ感じになるのが胃もたれです。


 
胃の動きが悪くなる何らかの要因(ストレスなど)があれば、胃もたれが起きてしまいます。
 
解消・予防法としては、まず消化のいいものを食べること、それと胃の働きを活発にしてくれる物を食べることです。
 
具体的には大豆など良質の植物性たんぱく質を含む食品です。
 
他には梅干し、梅酒、センブリを煎じた汁も胃もたれを解消してくれます。大根も消化酵素のジアスターゼが胃の働きをフォローするので胃もたれを防いでくれます。
 

 
調理法としては、生や油で揚げた料理よりも煮る・ゆでるといった調理のほうが胃に負担がかかりません。
 
早食いなどはやめ、よくかんで食べることが大事です。早食いは食べ物と一緒に空気も飲み込むことも多くなるので、胃もたれしやすくなってしまいます。
 
胃もたれは十二指腸潰瘍や胃がんの自覚症状の場合があるので、気になるなら必ず検査を受けましょう。