2011年5月16日、俳優の児玉清さんが胃がんで亡くなりました。
77歳だったそうです。
 
MSN産経ニュースさんの記事を参考に、気づいたことを紹介してみます。
sankei.jp.msn.com/entertainments/news/110518/ent11051806390002-n2.htm

児玉さんは2010年の秋に体調不良を訴え、診察を受けています。その際に医師から胃カメラを勧められたのですが、病院嫌いのせいか児玉さんは検査を受けないまま仕事を続けました。
 
すると2011年2月、再び体調が悪化。食欲も急に無くなり、精密検査を受けた結果、胃がんと判明し、すでに肝臓に転移していました。3月下旬に入院し、抗がん剤を一度投与されますが、すでに手遅れの状態でした。
 
5月14日には起き上がれなくなり、15日には意識不明になりました。そして翌日、奥さんと息子さんに見守られ、眠るように息を引き取ったそうです。
 
児玉さんは入院中も仕事への復帰を目指していたそうですが、ひとつ残念なのは、児玉さんがもっと早くに精密検査を受けられなかったことです。
 
2010年秋に胃カメラで検査をしていれば、早期での対処が可能だったかもしれません。児玉さんの希望通り、仕事への復帰がかなったかもしれないのです。
 
このサイトではさんざん強調しているように、定期検査はとても大事です。
 
報道によると、児玉さんの長女・奈央子さんも02年に胃がんで亡くなってるんですね。36歳という若さで、4歳の息子さんを残しての他界だったそうです。
 
がんは遺伝要素も大きいので、家族の誰かががんを発症していたら、特に意識して検査を受けるべきです。児玉さんも、娘さんのご不幸があったのなら、検査をもっと積極的に利用されていても良かったのではないかと悔やまれます。
 
児玉さんのご冥福をお祈りいたします。