女性にっこり妊娠する季節によって、流産する確率が変わるそうです。
 
最近は流産になる確率が高くなっているとされ、流産率は16~22%といわれています。
 
ところが秋に妊娠すると、この流産率がグッと低くなるのです。

最終月経が10月および11月だった人の流産率はどちらの月でも7%ほどで、他の月の二分の一以下になっています。
 
またこれらの月は「妊娠しやすい月」といえるようで、10~11月に妊娠して翌年の8~9月に年間出産数のピークがきます。
 
野生動物に繁殖期があるように、人間も季節によって妊娠するための体のリズムが違うのかもしれません。
 
藤田保健衛生大学の中沢和美教授はこのリズムに関する調査を行っています。
 
流産の原因はいろいろありますが、妊婦の行動自体が原因となることは少ないとされています。
 
つまり妊娠中の軽い運動や性行為、つまずいて転ぶ、ストレスといったことでは、よほどその程度がひどくない限り流産はしないのです。
 
流産が起きるのはホルモンや免疫の異常、あるいは感染症や有害物質(タバコなど)、子宮・胎盤異常のによるものが多くなっています。
 
つまり妊娠する女性が流産を防ぐためにできることはタバコは吸わない、薬やアルコールは控える、といったことくらいで、それほど多くはないのです。
 
ホルモンや免疫を正常にするといった対策は医師との連携が必要になります。