不妊症治療の方法と費用 男性の精液検査 精子量と質

日本では05年9月現在、10組に1組の夫婦が不妊といわれています。
 
体外受精など高度な治療を施しても、妊娠する確率は3割未満です。さらに、妊娠できても出産を成功させることができる確率は2割を下回ります。
 
不妊のカップルは珍しくなく、また不妊治療も期待するだけの効果を上げるのは難しいといえるのではないでしょうか。
 

不妊とは「避妊なしで2年以内に妊娠しない状態(WHOの定義)」を指し、日本では男性側に問題があるケースが約40%、女性側に問題があるケースが40%、両性に問題があるケースが15%、原因不明な場合が5%あるそうです。
 

不妊治療の内容や費用

不妊症治療ではまず検査が行い、その結果をもとに治療を施します。実際に行われる治療には以下のようなものがあります。

人工授精
採取した精子を子宮内に注入する方法です。
 
排卵時期を計算して行われ、通常妊娠のプロセスを人工的に行うものです。母体への負担は非常に軽いものです。
 
費用は1回につき1~3万円ほどです。
 
体外受精
まずは体外で卵子と精子の受精を行い、受精した卵が順調に成長し始めたら子宮内に移植する方法です。体外受精の費用は30万円程が目安です。
 
顕微受精
顕微鏡を使って受精を行う方法で、卵子に精子を直接注射します。受精後は体外受精と同じ経過をとります。
 
顕微受精では30~50万円程度の費用がかかります。

女性、男性の状態に応じて適した治療法が選択されます。
 
夫婦で歩んだ不妊治療 あきらめなかった4年間
夫婦で歩んだ不妊治療 あきらめなかった4年間

男性の不妊症 精液検査

不妊症は男性あるいは女性の生殖機能に何らかの不調がある場合に発症します。
 
男性であれば精子の機能が衰えている、あるいは精子の数が少ないことが不妊症の原因になることが多いようです。
 
そのため、男性の不妊検査では精液・精子を検査します。
 
精液の検査をする場合、男性が2日から7日の禁欲期間(どのくらいの日数が適当かは複数の意見があるようです)を経てから精液を採取します。
 
また、日による精液の調子のぶれを考慮して、複数回摂取することが多いようです。
 
精液検査は1時間ほどで結果が出ます。検査1回あたりの費用はおよそ1万5千円です。
 
 
WHOが定めた精液検査における正常値には、以下のようなものがあります。

精液量 2.0ml以上
精子数 1.0ml中に2千万個以上
精子の運動性 50%以上が前進運動をする
PH 7.2~7.8
形態 50%以上が正常形態

精液検査はこれらの数値に準拠して行われます。
 
 
精液中に精子が全くない無精子症であっても、精巣の中を調べることで精子が見つかることがあります。精巣内に精子があれば、顕微授精が可能になるわけです。
 
 
こうした一連の技術はここ数年で格段に進歩しています。
 
精子の運動性が悪い、数が少ないなどの問題が見つかった場合、その原因となっている不調(精索静脈瘤など)を解決することで妊娠の確率が上がることもあります。
 
(外部リンク)
スペマン通販紹介 精子量を増やすためのサプリメント
 

記事が役に立ったら共有をお願いします!

コメントを残す