「ホルモン」というと男性ホルモンのテストステロン、女性ホルモンのエストロゲンあたりが有名です。

近年は「オキシトシン」というホルモンの記事も目にするようになりました。

オキシトシンの効果 妊婦さんのための「愛情ホルモン」

オキシトシンは「愛情ホルモン」とも呼ばれており、子供に授乳する際や出産時に分泌されます。
 
オキシトシンは妊娠・出産を体験する際には、いわゆる「妊娠用語」として必ずと言っていいほどお目にかかるホルモンです。
 
このホルモンの主な作用は
 
・母乳を出す
・子宮の収縮を促す

 
の二つです。
 

 
こうした働きから、オキシトシンは陣痛促進剤として使われることもあります。
 
その他にも
 
・身体をリラックスさせる
・血圧を下げる

 
という効果もあります。
 
スイスのチューリヒ大学が行った研究では、

・オキシントンを嗅いだ人は他人を信用する傾向が高まる
 
・オキシトシンを嗅いだカップルは考え方が前向きになる
 
・ストレスホルモンであるコルチゾールの唾液内含有量が低下する

 
といったこともわかっています。
 
オキシトシンは性交渉によっても分泌されます。さすがに「愛情ホルモン」と呼ばれるホルモンです。