喫煙の悪影響 メタボリック症候群や認知症 自殺も

メタボリック症候群とは肥満と高血圧、高脂血症など複数の症状を併せ持つ状態をいい、心筋梗塞や脳卒中にかかりやすくなります。
 
12~19歳の2273人を対象とした05年の調査では、喫煙者の9%、血液検査で間接喫煙が確認された人のうち5%がメタボリック症候群と診断されました。
 

10代の場合、吸わない10代に比べて間接喫煙でも発症率が5倍以上高くなるそうです。
 
肥満でなおかつ喫煙習慣がある場合、24%がメタボリック症候群を発症していました。
 
 
タバコを吸うとその時点で血管が収縮するため血圧が上がってしまいます。これだけでいきなりメタボリック症候群の要素のひとつ高血圧になるわけです。
 
 
喫煙の悪影響はそれだけではありません。
 
有害物質をたくさん吸い込むので、血管が傷つきやすくなります。また、様々なガンの発症率を上げるのもよく知られています。
 
 
WHOによると、毎年世界では540万人、日本でも11万人以上の人がタバコが原因で亡くなっているそうです。
 
WHOはタバコを「予防できる最大の単一の病気」と定義しています。
 
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タバコが脳血管に与えるダメージ アルツハイマーや認知症

中高年の男女約7千人を対象に、喫煙とアルツハイマーおよび認知症に関する追跡調査が行われました。
 
その結果、喫煙者は非喫煙者に比べ、これらの病気になりやすいことがわかりました。米医学誌「精神医学」の07年9月号に発表されました。
 
 
オランダ・エラスムス医療センターのブレントラー博士らは、55歳以上の男女6868人の健康状態を7年間追跡調査しました。
 
その期間中706人が認知症にかかり、調査開始時点で喫煙していた人は、元喫煙者や非喫煙者よりも認知症などにかかるリスクが上がったのです。
 
認知症で47%、アルツハイマーで56%リスクの上昇が認められました。
 
 
こういった現象はAPOEと呼ばれる特殊なたんぱくの遺伝を持っていない人に限られていますが、それでも研究者は「酸化ストレスなどのダメージを脳血管へ与えるのでタバコは良くない」と結論付けています。
 
 
喫煙は血管を収縮させるので脳梗塞も発生させやすくなります。
 
しばらくの間ろれつが回らなくなる、手足がしびれるといった「隠れ脳梗塞」は脳梗塞の前兆です。喫煙習慣があってこのような症状がでる場合、まずは禁煙をすすめられます。
 
認知症でも脳梗塞でも、喫煙して良いことはひとつもありません。なにはなくともとりあえず禁煙を。
 
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喫煙と自殺の関係 喫煙本数と自殺率の関連

一日に吸うタバコの数が増えるほど、自殺の危険性が高まるようです。
 
厚生労働省の研究班が、40~60代の男性およそ4万5千人を00年までの約10年間追跡調査しました。この間に自殺で亡くなった173人の喫煙状況を調べたのです。
 
 
まず全体的な傾向として、タバコを吸う人は吸わない人よりも自殺する危険性が1.3倍になります。(この中には偶然性も含まれています)
 
1日の喫煙本数が20本未満の人に比べると、30本以上40本未満の人は1.4倍自殺率が高く、また40本以上の人は1.7倍自殺率が高かったのです。
 
 
喫煙者の自殺率が上がる理由としては、喫煙とうつ病の関連が考えられています。うつ病は自殺のリスク因子であり、喫煙者はうつ病になりやすいとされています。
 
これらの関連はまだ完全に解明されたわけではないので、あくまでひとつの可能性として考えられています。
 
 
私としては、これはタバコを吸うことで体調を崩すことが多くなるのも一因ではないかなと推測しています。
 
タバコが様々な疾病の原因になることはもはや言うまでもありません。
 
体調を崩したこと自体が自殺の原因になることは十分考えられますし、体調を崩して仕事もままならなくなり、金銭苦で自ら命を絶つ、というのもありえる話です。
 
やはり、タバコを吸ってても良いことは無さそうですね。
 
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