最近は「血圧は下げなくてもいい」といった主張も聞かれるようになりましたが、高血圧はやはり気になります。
 
ある程度の年齢に達すると降圧剤を飲む人増えますが、できれば血圧上昇を抑制する生活習慣を身につけたいもの。
 
食品の中には、血圧を下げてくれるものもあるので、それをうまく生活に取り入れれば、恒常的に血圧低下が期待できます。
 
高血圧対策におすすめの食品を紹介します。
 
(このコンテンツは、週刊ポスト 2016年 12/2号36~37ページを参考にしています)

最も代表的なのは、カリウムを含む食品ではないでしょうか。カリウムは細胞内の塩分濃度を保つ働きがあり、体内の余分な塩分を排出してくれます。
 
該当するのは果物や野菜が多く、可食部100gあたりで
 
バナナ 360mg
メロン 340mg
なめこ 230mg
トマト 210mg

 
といった食品がカリウムを多く含んでいます。
 

 
毎朝牛乳を飲むのもおすすめです。
 
体内にカルシウムが足りなくなると、骨のカルシウムが血中に溶けだしてきます。するとその一部が筋肉に浸透して筋肉が収縮し、血管を圧迫します。
 
これが高血圧の原因になるのです。
 
また、牛乳に含まれるペプチドは血管を拡張し、血圧を下げる働きがあります。
 
ギャバロン茶もいま注目を集めています。
 
ギャバロン茶とは、1986年に農林水産省野菜茶業試験場が開発したお茶です。
 
茶葉を無酸素の状態で保存すると、含まれているグルタミン酸がガンマアミノ酪酸に変化します。これは血圧を下げる働きがあるとされる物質です。
 
ガンマアミノ酪酸を意味するGABA(ギャバ)と、ウーロンの「ロン」を組み合わせた名前です。
 
日本産の製品も販売されているので、血圧が気になる方は以上の食品と共に生活習慣のひとつにしてみてはいかがでしょうか。
 
葉桐 ギャバロン茶ティーバッグ 3g×20個入(国産)
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楽天市場ヤフーショッピングでも販売されています。