ライフコーダーとは「非常に高性能な万歩計」とでも言えるもので、自分が行った運動の精密なデータを記録してくれる機械です。
ライフコーダーは歩数はもちろん、消費カロリー量、運動強度、時間、運動の頻度といったデータを長期(最長で200日が一般的のようです)にわたって記録します。
同じ「歩行」運動でも、「速歩き」か「遅歩き」といった「歩行の質」まで判別が可能です。
データはグラフで表示することができ、運動量を客観的に評価することができます。
そのため糖尿病や高血圧、高脂血症といった症状を改善する運動療法の際にも使用されています。
患者本人が「運動した」と思っていても、実際には運動量が不足していれば治療効果は期待できません。ライフコーダーを使えばこうしたミスを防げるのです。
ライフコーダーとパソコンはUSBで接続できるので、記録した内容を専用ソフトを使って解析することも可能です。
ライフコーダーの貸し出しを行っている医療機関やスポーツクラブもあります。ネット販売もされており、価格帯は15000円~32000円が多くなっています。
個人でライフコーダーを使用する場合は自分の体重を管理するダイエット目的が多いようです。
先述のように運動量や消費カロリーを厳密に計測できるので、摂取カロリーと照らし合わせることでダイエットをデータ面でバックアップできます。