サッカー解説者の中西哲生さんは、目覚ましアラームを起床時間(早朝3時30分)の30分前にセットしています。
アラームが鳴って目が覚めてもすぐには起きません。
(このコンテンツは雑誌(PR:Amazon)NumberDo 2013年EarlySummer号18~20ページを参考にしています)
目が覚めてから30分間深い呼吸 脳を酸素でいっぱいにする
起きるまでの30分間何をするかというと、
深い呼吸
です。
目覚めたら、独自の呼吸を30分間行うのです。鼻からゆっくり息を吸って、その倍の時間をかけて息を吐ききります。
この30分間の呼吸により脳を酸素でいっぱいにして起床です。
パーソナリティを務めるラジオ番組は6時から始まりますが、この呼吸のおかげで頭はフル回転できます。
食事の三つのポイント 野菜・咀嚼・姿勢
現役時代よりも体を動かさないので、食事量は以前よりも減らしています。そのため、食事の効率を上げるべく三つのポイントを意識しています。
一つ目は、セオリーの「まずは野菜」です。
酵素を摂取し、老化現象を防ぐ狙いがあります。その後は魚、肉、最後にご飯の順番で食べます。
次に「よく噛むこと」。食事には20~30分かけます。
そして三つ目が、食事での姿勢です。
中西さんいわく
食事もスポーツと一緒でフォームが大事なんじゃないか、とあるとき気づいたんです。
(中略)
背中を丸めて食べると腸がいいポジションにおちつかない。それじゃあ腸の消化効率が上がらないはずなんです。
日本には箸と茶碗を両手に持って、脇を締めて食べるといういいフォームが文化として元々ある。
そこでそのフォームを意識して食べるようになってから、腸の状態もすごく良くなりました。
夜になってお風呂から上がったら、興奮状態になるのを避けるため、テレビや携帯電話は一切見ません。
入浴後はすぐに靴下を履いて、ベッドに入ってから脱ぎます。これは体温を下げて眠りに落ちやすくするため。
それから朝と同じように深い呼吸をしながら眠りにつきます。
睡眠時間は5時間くらいですが、睡眠の質が良いからか、寝不足を感じたことはないそうです。