ウォーキングトレーナーのデューク更家さんが正しいウォーキングを広めようと決心したきっかけは、
 
お母さんが亡くなったこと
 
なのだそうです。

お母さんが「歩きすぎ」で車いすに ウォーキング研究のきっかけ

更家さんがまだファッション業界で働いていた頃、お母さんが肝硬変を発症してしまいます。
 
その時担当医はお母さんに「できるだけ歩くように」というアドバイスをしました。
 

 
それを聞いた更家さんのお母さんは、毎日休むことなくひたすら歩き続けました。
 
しかし結果としてオーバーワークで膝を傷め、歩行できなくなってしまいます。
 
それまでとても活動的だったお母さんは、車いすでの生活を余儀なくされたショックから寝込んでしまうようになります。
 
そして意気消沈したまま、半年後には亡くなってしまうのです。
 
「健康になろうとして歩いていたのに、それがかえって母の命を縮める原因になってしまった」と感じた更家さんは、それから「歩く」ことに関して徹底的に調べ始めます。
 
モデルとしての活動経験があった更家さんは、ウォーキングの基本を身につけていました。
 

 
その経験と、あらゆる文献などを調べて得た知識を融合させた結果、更家さんは独自のウォーキングを確立します。
 
更家さんは
 
「長い距離を歩いても、姿勢が悪ければ身体にも悪い。正しい姿勢で歩けばたとえ短時間でも健康を促進できる」
 
と主張しています。

ウォーキングのフォームで気をつけること・チェックポイント

ウォーキングをする際には「歩数」や「時間」などの「量」を気にする傾向がありますが、歩く「質」を意識するのも大事です。
 
つまり、フォームも重要なのです。
 
意識するポイントを2つ挙げます。
 
・腹筋、背筋、大殿筋などからだの中心部の大きな筋肉で体を引き上げるように意識する
 
・着地する時はつま先を上げてかかとから

 
大きな筋肉を使って歩くコツは「横から見て体が人の字になるよう意識する」ことです。
 

 
また、かかとからの着地を心がけると足首や足裏の筋肉を使うようになるため、冷えやむくみ解消の効果が期待できます。
 
時間をとってウォーキングするのも大事ですが、日常生活の何気ない移動の際にも歩きの「質」を高めるように意識すれば、いつの間にか大きな差になります。
 
私の場合、特にウォーキングを決めて行っているわけではありませんが、買い物の際には必ず歩くようにしています。
 
ごくまれに自転車を使うことがありますが、ほぼ100%歩いています。
 
買い物の帰りには袋を提げているので腕は振れませんが、上で紹介したこと(かかとから着地、全身の筋肉を使うように意識する)に加えて、大股はつとめて意識するようにしています。
 
ほんの短い時間のウォーキングですが、真面目に歩けばなかなかの運動量になります。真夏は汗がダラダラ出ますし、冬場は全身の血流が良くなるのがわかります。
 
短時間の歩きでもバカにはできませんよ!